こんにちは。
今日は朝から、ゴミ袋の中からリカちゃんを取り出したみのりです。
去年の8月、不審者に追い回されて最低限の物だけを持って引っ越しをした時に
リカちゃん人形は、昔娘達が遊んでいた思い出が詰まっているので断捨離の対象から外し、今の家に持ってきました。
きっと娘達も残してほしいものに違いないと信じて。
そして今年の3月、長女が里帰りした際に、リカちゃん人形を見せながら懐かしいでしょう?と聞くと
「そうね。これでよく遊んだわね。」のたった一言。
あれ?
私としては、久しぶりに見たリカちゃんに感激するかと期待していたのですが、そうでもない様子。
これ、取っておいたほうがいいでしょう?それとももう要らない?と娘に聞いてみたんです。(絶対とっておいて~)という言葉を期待しながら。
しかし、娘の答えはニコニコしながら、「そうねぇ、どっちでもいいわ。」でした。
親と子供ではこんなに感情が違うのですね。
じゃあ、押入れも空くし、捨てちゃうね。という事でゴミ袋にいれて捨てる準備をしたのでした。
それから約1か月半、今朝押入れを開けると、ゴミ袋に入ったリカちゃん人形が目に入り、リカちゃん達を取り出したという訳です。
こんなにボサボサでもボロボロでも古臭くても私の大事な思い出。
それにこれは、私と娘が2人で手作りしたもの。
これを作った時のことをはっきり覚えてる!
こんな大事な思い出を捨てようとしていたなんて。と思いました。
あの時さっさと捨てなくて本当に良かった。
このリカちゃん人形は、娘達が7歳と5歳の頃、1度目の離婚で忙しくピアノとエレクトーンの講師として、夜9時頃まで働く私の帰りを、家で娘達2人だけでお留守番させている間に寂しくないようにと買ったもの。
あの頃は、託児所もなく母にも預かってもらう勇気もなく、幼い娘達を家に残して仕事に行っていました。
ピアノを教えるという私の仕事は大体子供が学校から帰ってくる時間帯から始まります。
当時次女はまだ5歳で、幼稚園から帰ってきては、ママ行かないで~。と泣いてすがり、その手を振り払って仕事に行くときの、自分への罪悪感の代わりでお土産としてリカちゃんを買っていたのでした。
そんな思い出の詰まったリカちゃんを、やっぱり捨てる事なんかできません。
断捨離も、ポンポン捨てれば良いってものじゃない。と今年に入ってから2度目の感想です。
◆◆◆ 今日の一言 ◆◆◆
リカちゃんの洋服を洗いました。(^^♪
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。