去年は、認知症父のひとり介護に追われていました。去年の今頃どんな風に介護してたっけ?と思い2020年12月のブログを見ると、こんなタイトルの記事がありました。
そうだったなぁ。と思い出しました。^^;
あの頃は、父は自分を40代の(89歳なのに)現役の会社員と思い込んでいたので、59歳の私の事が老人に見えるようでした。笑
「私は老人じゃないわ」と言うと、
「年寄りと言われた方がいいかい?」と質問してくる父。
「言い方を変えればいいって事ではなくて、私はまだ59歳だから若いのよ~。」と、目をぱちぱちしていうと、「若いとな?」ときょとんとした顔をして私の顔をみていたのが懐かしいです。笑
1年前はこんな会話が出来ていたのですね。
そして、泣いたり笑ったりして父と過ごしていたんですね。
こうやって思い出せるのも、ブログに残していたからだと、介護中で大変だったあの頃の自分に「書いて残してくれてありがとう。」という気持ちです。
今日は、買い物に行こうと思い、薄手のコートを探すけれど見つからないんです。
見つからないし、そのうち買い物に行くのが面倒になったので、パソコンを開いたのですが、
去年の12月の記事の中には、探していたコートを父がパジャマの下に着て寝ていた事が書いてありました。
読んでいるうちにあの時の様子が思い出されて笑っちゃいました。
自分のパジャマのズボンの中にコートのすそを押し込んでいる父の姿を見て、
「ま、まさかパンツの中まで入れてないでしょうね?」と聞くと、「入れると暖かそうじゃの。入れてみようかの。」と入れそうになる父。
ダメダメダメダメぇーーー。と引きつる私の顔を見て、不思議そうにしていた父の顔。
ブログに残していたからこそ、その記事からもっと記憶が掘り起こされて思い出したあの頃の父の様子。
記録を残すって大事だなぁ。と思いながら、1日中自分の介護記事を読んでは去年の父の事を思い出していた今日の私でした。
もしも、現在介護中の方にアドバイスする事があるのなら、のちの自分の為に必ず記録を文字と写真で残すようにと言いたいです。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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