家でも実家でもお茶碗を洗っていると「断水なの?」と聞かれます。
どうしても、水はチョロチョロしか出せない私です。^^;
資源を大切にとか、節約のためとか、そういう気持ちもありますが、もとはといえば、子供の頃からの癖です。
母親が公共料金にやたらうるさい人で、台所で洗い物のお手伝いをしていると必ずやってきては、「水出し過ぎ!」とドスの効いた声で蛇口をひねりながら怖い顔をして怒っていたんですね。
お手伝いでお茶碗を洗っているのに、いつもそうやって怒られていたので、この歳になっても、蛇口から水をたくさん出せないんです。^^;
いつだったか、私がキッチンでお皿を洗っている時に、娘が話しかけてきて、横にしばらくいて話をしていた時に、
洗い物をしている私を見て「やけに水圧が弱いわね。断水?」と聞いてきた事があるんです。
私、「ん?」
娘、「違うの?もしかして節約のため?」
娘に言われて初めて自分の水の出し方が大人になってもチョロチョロだと気付いたんですね。
そういえば、お風呂も洗濯機も水道の蛇口を全開にひねるのが怖くてできないわと。
でも、そんな事、日常生活が困ることではないし、それからも蛇口の水はチョロチョロ出しで暮らしていたのですが、(無意識で)
今日、実家で食事の後の洗い物をしているところを父が見ていて、私に聞いてきました。
「今日は断水かい?」
もう、笑っちゃいました。
自分では全く気付かないのですよね。
断水と間違われる程ほそーく水を出して洗っているんですね。^^;
子供の頃に母の怖さから身に付いた水の出しかた。私にとって良いんだか何だか判りませんが、今日は認知症の父と一緒に笑う材料になったので良しとします。
しかし、家でも実家でも断水と間違われる私の一人暮らしの水道料金は2ヶ月で4千円前後。大して節約になっているとは思えませんね。^^;
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。