柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

シングル家庭の家事情 自分の事

心の底にある根強い罪悪感。

投稿日:2025年3月17日 更新日:

 

こんにちは。

前回は、36年の子育てが終わった話を聞いて頂いて、
ありがとうございました。

実は、子育てが終わってすっきりしているはずなのに、
悩んでいる事があります。
というか、出来なくて困っている事があります。

また今日も、私の話を聞いて頂けますか?

 

それは、一人で美味しい物を食べたり、
楽しい事をする事が出来ないという悩みです。

子供達がそれぞれ大学に行くまでの18年間、親の都合で辛い思いをさせたのに、
そんな親の私が、「幸せになっちゃいけない。」という気持ちが心の奥底にあり、

一人の時に、楽しい事を考えたり、美味しい物を食べたりする事に罪悪感をもってしまい、
どうしても出来ないのです。

癌という診断を受けた時は、今までの報いがこれなんだと、素直に思いました。

命が消える前に、今までの事を詫びなくちゃと、
あんな時こんな時、本当にごめんなさい。と子供に詫びたことがあります。

子供が、
全然そんなことない!お母さんは私たちを大事にしてくれた!
お母さんは、これからもっともっと幸せになって!
と言って泣きました。

それ、本当なの?

長い間、生きている意味も、これから先、生きる意味も解らない日々を送っていた私でしたが、

こんな優しい言葉を子供から貰って、
それからは、自分を幸せにする事を考えられるようになりましたが、

それでも、長年染みついた、私なんか幸せになっちゃいけない。という考えは、
簡単には消えず、一人の時に、美味しい物を食べようとすると、
脳が反対を起こします。^^;

今日はとても天気が良かったんです。なので用事からの帰り、
少しドライブして、景色の良いところでコーヒー飲んだりしたいな。って思ったのに、
子供達に辛い思いをさせてきたくせに、
そんな楽しい事する資格なんてないわ。という気持ちがまた沸き起こり、
ドライブをストップさせていまいました。

行動に移そうと思うと、胸が苦しくなります。

自分は、幸せになっちゃいけない。というこの気持は、そう簡単には消えなさそうです。

3人目の末っ子が巣立った事だし、それに、
「お母さんが幸せにしていることが私たちの幸せ」と、子供が言ってくれているのだから、
私も自分の楽しみ方を見つけて、もっと輝かなきゃですね。

今日は、ドライブが出来なくて、自分を責めていたのですが、
こうして話を聞いて頂いて、心が落ち着きました。

少しずつ頑張ります。

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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