柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

自分の事

人生の棚卸をやった結果、自分を無理に変える必要はないと気づきました。

投稿日:2018年12月28日 更新日:

 

こんにちは。

今年も(2018)もうすぐ終わりですね。それなのに相変わらず引きこもっているみのりです。

 

行動範囲が狭い毎日ですが、そんな日々の中、今年の後半は自分の人生を振り返る事の大切さを知り、自分のこれまでの生きてきた道のりを洗いざらいノートに書いてみたんです。

つまり人生の棚卸しです。

 

 

自分で自分が嫌なところは、人付き合いが出来ないこと。

人の輪に入って意見を交わすと疲れてしまい、その後寝込んでしまう事がよくあります。

他人から見られる事の恐怖でなぜかテンションが上がりまくり、そして疲れ果てるのです。

普通にすればいいのに、顔色を伺って最高の笑顔を作り余計な気配りをしてくたびれ果てる。

 

どうして、自分はこんな人間なのだろうと、独りの時に自己嫌悪になり引きこもってしまう。

もう、人と関わらないと自分の殻にこもって引きこもる。

周りを見ても、私みたいな人はいないじゃない。と、どん底になる。

 

でも、自分の棚卸をしていくと、この性格は幼少期からの母との関係にすごく関係している事がわかりました。

母との関係を思い出してみると、それは紛れもない虐待の嵐。特に私を人前に出すのを嫌がっていた記憶がたくさん蘇ってきました。

母の知り合いに何か質問されて私が答えると、家に帰ってからの母の氷のような冷たい態度が待っているのでした。

子供の頃はそんな母でも優しくされたくて、精一杯気を使いいつも心臓がどきどきしていた事や無視されても笑顔で話しかけたりしていたのを思い出しました。

 

これが原因かぁ。

 

この、幼い頃からの、自分を避ける母に気に入られたくて作り笑顔で接してきたという記憶が、人に接する事が怖いという事に繋がっている事がわかりました。

なんとなくは解っていましたが、人生の棚卸ではっきり解りました。

 

そしてもう、この長い間染みついた性格は治るものではないと諦めた途端、私は楽になりました。

こんな性格でも、こんな性格なりに生きていけばいいじゃないの。と思えるようになったのでした。

 

よく考えてみると、旅行は大好き。人の輪に入れないけれど、旅行で人とおしゃべりするのは出来る。

街に出かけてショッピングも好き。人が多くても大丈夫。

初めての人でも電話やSkypeだと楽しく話せる。

 

引きこもりで人に合わせられない自分が情けなくて辛くてどうしようもなかったけれど、人生の棚卸でこんな私で充分だよという結果になりました。

 

今の状態を変えなければ、自分の後半の人生はダメになるともがいていましたが、今のままでなにか悪いの?と思えるようになった今、自然のまま引きこもっていられるようになりました。

 

自分の人生を見つめ直して辛かった事を直視するって、結構心が疲れましたが、気づきがたくさんあり、しかも私のこれからの残りの人生の生き方も知ることができました。

 

「自分を無理に変える事はもうしない。」これが私の2018年の一番の学びです。

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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