居候している実家の梅の木にかわいい花が咲きました。
また1つ歳を重ねた私は去年とは全然違う感じ方で花に見入りました。
去年までの私は、
・あら、今年も梅が咲いたのね、
・写真でも撮ろうか、
・せっかくだから子供達に見せよう。
というまるで感情なしの梅の花観賞でしたが、
1つ歳を重ね、肩書きが「おばあちゃま」になった今年の春は、このかわいらしい花の姿に見入り、ジーンとなりました。^^;
そうなんですよね。目に入るピンク色とかわいらしい形に、
北海道の孫と子育てをしている娘を想い、こみ上げてくるものが。
歳を重ねて肩書きが出来ると、こんなに違うのですね。^^;
毎日のように娘から送られてくる孫の動画は、幼かった頃の娘の記憶とダブり、動画の中から聞こえてくる優しい娘の声は、昔の子育て中の自分を思い出し、とそんな毎日なので、
余計に、かわいい梅の花を見て、感情があふれたのだとは思いますが。^^;
「おばあちゃま」という肩書きを貰った私は、それまでの私とは正反対に、幸せを自ら探す人になったという事も加わったからかも知れません。^^;
59歳までは、「あの恨み死んでも忘れないわ。」という勢いで、辛かった日々を忘れてたまるか!という強い変な信念で生きていたけれど、
歳を重ねておばあちゃまになった途端、そんな気持ちが消えちゃったんです。
歳を重ねるって悪くないですね。物の見方も変えてくれるし、考え方も180度変えられる。
今日は、たった1輪の梅の花で、なんだか歳を重ねるって素晴らしい。なんて思った1日でした。
ちなみに、去年の今頃のブログは、この梅の花の枝に、認知症父のパンツがひっかけてあり、まるでこいのぼりのようにはためいている。と書いてありました。^^;⇩
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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