今日は父のデイサービスの日。
父はお風呂に入りに行く日だと認識しています。
前もって伝えておくと、余計な事を考えて要らぬ妄想が起こってしまうので、当日の朝ごはんの時に「今日はお風呂の日だよ」と伝えるようにしています。
最初の一言めは「どうも気が乗らんのう」ですが、私が「お年寄りは皮膚からの感染が怖いんだって。お父さん私の為に長生きするぞって言ってなかったっけ?だからお風呂行こうよ。」というと、「はい」と素直に返事をするようになりました。
以前の、そんなところ死んでも行かん!!と言っていたのがウソのようです。
今朝は、30分も前から行きたがり、それならと普段より10分早く家を出て、
いつもの道とは違う道を車で走り、景色を楽しみながら行きました。
着くと、さっさと車から降りデイサービスの可愛い優しいスタッフに手を引かれ、私の方を振り返ることなく建物に入っていきました。^^;
帰りの車の中で、なんだか4人目の子供が幼稚園に慣れてホッとしたそんな感覚になりました。
同居の事が父をこんな風に変えたように思います。
前回もお話しましたが、私は今回の同居の事で、認知症の人の心の中をだいぶ間違って認識していたのではないかと感じています。
心を決めて父に同居の事を伝えた日から、父は表情も声も明るくなり、あれから夜中の唸りも徘徊も味噌汁を捨てる事もなくなりました。
4人目の子供に例えると、本当におりこうさん。という感じです。笑
多分、認知症でも安心感というものはとても大きな役目を果たしているのでしょうね。
私のお布団の上におしっこのパンツを置いたり、ご飯中に私のおかずを食べちゃったりと細かな認知症ゆえの行動は多々ありますが、私もそんな事いちいち目障りではなくなりました。(今のところは^^;)
認知症を理解するにはたくさんの共有時間と失敗が必要な気がします。
そんな事を思いながら、今日は私も少し心に余裕が出来たので、子供達に月1度の恒例の宮崎たくさんのレターパック作りです。^^
そして、実家に同居すると腹をくくって安心したのか、どっと疲れがでています。カギを返却するまであと26日です。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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はじめまして。みのりさんよりずっと歳上の私は、もう今は亡くなった父の晩年の様子を思い出してブログを読ませて頂いています。お父様と哀しくて可笑しい日常、父との日々を思い出します。みのりさんが穏やかで幸せでありますように。
かずさん、初めまして。コメント頂きありがとうございます。
お父様の晩年のご様子を思い出しながら、ブログを読んで下さっているなんて、
とても嬉しいです。同居の事を腹をくくって決めた途端、何かが吹っ切れて、
父の認知症を全面認められるようになったまだまだ新米介護です。やっとここまできました。^^;
日本のどこかで、こうして私の幸せを思ってくれる方がいると思うだけで、元気がでます。
優しい言葉をありがとうございます。今日も頑張ります!
これからも父と私をよろしくお願い致します。みのり