まだ2月だというのに、今日の宮崎は朝から16度、日中は23度もありました。
部屋の中は暑くて、暑い暑いと言っている私とは正反対に、寒いぞ窓を閉めてくれ。と言う父。
こんなに暑いのに寒いの?と何度も聞いてしまう私の横で、23度もあるのに、窓を閉め切って分厚い上着を羽織り温度が低中高の中のコタツにすっぽり入っている父。
ああ、今年もきてしまったかと、去年の真夏の恐怖を思い出してしまいました。
そうです。去年の夏の終わり、私が生きていたのが不思議なほど暑さと戦った記憶が蘇りましたよ。
サウナにクーラーをつけているような部屋で過ごした59歳の夏
お父さん、この夏の暑さを乗り切る事ができるのは私がいるからです
気分が悪くなるほど部屋の中が暑いのに、平気でコタツに入っている父を見ているだけで私はうっとしていまいます。
寒いからコタツで昼食を食べると言うので、リビングにご飯を運びましたが、私は暑くて気分が悪くなり、食べる気にはなれませんでした。
明日も宮崎は気温が24度まで上がる予想です。考えただけでも気が滅入ります。どうしたらいいの?誰か教えて?といった感じです。
ただ、去年と違うのは、父があまり動けなくなったので、
去年みたいに自分からさっさと窓を閉めたりする事が出来なくなったので、その点はまだ私が救われると思うのですが、
高齢者が寒いから締めておくれと言うのに、暑いから嫌だとは言えませんしね。結局は同じですね。
まだ2月だというのに、もうすでに真夏のあの恐怖が蘇って気が重い私です。
しかし、年を取るとここまで体温調節が出来なくなるのですね。
思い出しましたが、昔私が入院していた6月の上旬。
同じ病棟のおばあちゃんたちが、毛糸のチョッキと帽子を身に着けていました。
あの時も、私は病室のクーラーが弱くて暑い暑いと思っていたのに、おばあちゃんの姿を見て、ぎょっとしたのが懐かしいですね。
いずれ私も父や病院で見たおばあちゃんのようになるのでしょう。
自分もいつかは通る道だと解ってはいるけれど、
それでも体感温度の違い過ぎる高齢者との暑さの中での生活は、そうとう辛いものがあります。
この体感温度差の事も、自分の子供達にしっかり伝えておかなければならない私の老後の課題です。
明日の午後は私は実家から逃げるしかないですね。父には悪いけど。
でないと、夏が来る前に父だけ生き延びて私が先にあの世にいきそうです。^^;
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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