熱中症を軽くみているんですよ、認知症89歳の父は。
昨日も暑い一日でした。
夕方のニュースで、
熱中症で亡くなるのは、自宅でクーラーをつけずに過ごすお年寄りが多いのだと
言っていました。
そのニュースを見ていた父が、
「自宅で?軟弱じゃのう。軟弱者が増えすぎとる」と言いました。
いくら認知症でも、これには呆れました。
一人でこの夏を乗り切ってるとでも思ってるのでしょうか?
父は、私が昼間12時間一緒に居なければ、間違いなく熱中症であの世へ逝ってます。^^;
クーラーも扇風機も使う意味が解らなくなっていて、
クーラーを入れても、何度も説明しても窓を全開にするので、
冷えて気持ち良くなった部屋は、あっという間に熱風が入り込みます。
毎日、一日のほとんどを、
父、窓を全開にする→私窓を閉めてクーラーの温度設定を下げる。
を繰り返して一日が終わるのです。
軟弱者でなくても、この暮らしに私がいなかったら大変な事です。
昨日も、25度に設定して気持ちよく二人で昼寝をしていたのに、
あまりの暑さで目が覚めました。
同じ部屋に寝ていた父も、暑いなぁ、かなわんなぁ。とブツブツ独り言を言っています。
私は身を起こし、部屋を見渡すと、クーラーは入っていますが、
4か所の窓もドア2か所も全開で、熱風が入りまくりの状態でした。
「お父さん、窓が開いているから暑いのよ。」と言うと、
なぜ、窓が開いてていけないのか、解っていない様子で戸惑ってましたね。
熱風で父より私の方が先に倒れそうでした。^^;
25度に設定していても、父には暑かったのでしょう。
暑い→窓を開ける
しか、考えられない認知症の父。
こんな父を昼間、3時間でも一人にしておくと、
間違いなく熱中症で、命を落としてしまう。
せっかく行く気になっていたショートステイも、
コロナで緊急の場合でしか、現在受け付けていないし、
私達、この夏を無事に乗り切れるでしょうか?
自分一人でこの夏を乗り切ってるつもりになっている父を見ながら、
もう、なるようにしかならないわね。と開き直ってはいますが・・・。
今日も、クーラーを入れる→窓を開ける→窓を閉める→温度設定をやり直す。
が繰り返される一日の始まり始まりです。
では、今日もこれから父のお世話に行ってきます。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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