5枚続きの木でできた古い雨戸が動かなくて、
雨戸がない窓に新聞紙を貼ったり、ガムテープで補強したり、
父を守らなきゃいけないという私には支えきれない責任が重くのしかかり、
家が吹き飛ばされそうな生きた心地がしない突風の一晩でしたが、無事に何事もなく朝を迎えました。
父ときたら、
何度も窓を開けては雨戸を開けようとしたり、玄関を開けたり、
風邪の強くなった午後にまた例のごとく外に出て、風に煽られたり、
変な意味で忙しそうに動き回ってる。^^;
外に出た時にはいっその事、コケて危なさを思い知れ!!と姿を見ながら思いましたが、
その都度、風に煽られながら帰ってきました^^;
その後も、テレビでずっと台風情報を見たり、私のスマホで防災アプリを見てるのに、
どうしたのかね、この強い風は?とずっと言っていましたね。
お父さん、台風ですよ~。だから雨戸しめたでしょう。^^;
本当は父と非難場所に避難したかったけれど、
「お前はいってもいいぞ。わしゃあ、行かん!」と父が行くのを猛反対するので、
自宅で台風が過ぎるのを待つことにしたのに、
半端ない風がうなりをあげだすと、ここにいて大丈夫かね?と聞いてきました。
お父さん・・・。もう腹をくくるしか道は残っておりません。
私、夜中の3時以降は、恐怖や心細さや緊張のあまりなのか寝てしまったようでした。^^;
明け方目を覚ますと、
台風も過ぎ去っていました。家も残ってる。
ホッとして起き上がると、
父がすごく機嫌が悪いんです。
どうしたの?と聞くと、
何が何だかわからんが、家が見事に荒らされておる。と。
ガムテープや新聞紙で補強した窓や、壊れた雨戸や、
断水用に出した予備のポットや、
緊急時に持ち出すリュックなどを見て、
誰かが人の家を勝手に荒らしおって。という事でした。
台風の事、覚えていないの?
これにはさすがにビックリでしたね。
そして、まだ風が少し強い外に出て、相変わらず何かしていました。
そして、お昼ご飯を作っている時、父が顔からコケたと家に元ってきたんですね。
振り返ると、おでこに大きなたんこぶを作って、擦り傷になっている父がいました。
見事なたんこぶでした。3㎝ほど飛び出していたでしょうか?
その先端が擦り傷で真っ赤になっていて。^^;
だから、外にでないでね。って言ったでしょ!!と、どれほど叱りたかったか。
がまん がまん がまん。><
氷水で冷やして、落ち着かせて、病院に行きました。
一難去ってまた一難とはこのことですね。
そして、またまた覚えていないんです。
病院から帰ってきて、1時間もすると、どうしておでこが痛いのかと何度も聞きました。
私の疲れはピークに達し、父のたんこぶ跡に思いきりデコピンしそうでした。^^;
さすがに疲れたよ、お父さん・・・。泣
認知症と台風は相性が悪すぎます。
台風を見越して避難所に行くのではなくホテルを予約した人をテレビで知りました。
なるほどですね! その手があったかと思いました。
次、父が生きている間に台風が来たら、私も即、ホテルを予約しようと思います。
とにかく、認知症の父と台風は、相性の悪さが天下一品だという事がわかった事が、
今回の学びでした。
□□ お礼 □□
この度は、台風での心配のコメントや励ましをたくさんいただきました。
皆さま本当にありがとうございました。感謝の気持ちで一杯です。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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みのりさん、こんにちは。
とりあえず無事でなによりです。
今朝の新聞で、気象庁が今後はスーパーコンピューターを駆使して、熱帯低気圧の時点から、5日後までの予報を出すとのことです。
今までより1日早く台風の進路が分かるみたいです。
次が来たら、頑丈な宿泊施設に予約しましょう。(Go To トラベルで)
怪傑ズバットさん、こんにちは。
貴重なありがたい情報ありがとうございました。次からの台風にぜひ活かします!
今日は昨日のタンコブが痛いらしくおとなしく寝ているので、静かな日でした。笑
いつもありがとうございます。