柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

父の認知症 高齢の父の事

認知症の症状が改善する事があるとしたら。

投稿日:

昨日、朝の7時半頃に実家に行くと、認知症の父が「おはよう!元気だったかな?」と声をかけてきました。

そして、

「朝ご飯はもう済んだから、悪いがお前は一人でたべておくれ。」といいました。

一瞬、認知症の事を忘れる会話でした。

台所に行くと、父のご飯セットが洗ってあり、ご飯と味噌汁、納豆と漬け物を食べた形跡がありました。

最近こうやって一人で朝ごはんを食べている事が増えました。

 

その後はいつものように2人でコーヒータイムです。

コーヒーと小さなチョコを食べながら、たわいもない会話をします。

 

天気も良かったので、庭にでて、

イチゴを摘んだり

虫を見つけてグーグルで調べたり

煎じてお茶にするためにドクダミを摘んだり

大切な柿の木を眺めたりしました。

 

10時になったのでおやつの時間です。たい焼きを食べました。

それからまた庭に出て、草むしりをしていると、長く伸びたひこうき雲がみえました。

父がひこうき雲をみながら、あれは孫が操縦しているのかい?と聞きました。

「違うよ。」と私が言うと、

「息子の夢が叶うといいのう。」と父がいいました。

えッ??覚えているの?記憶に残ってるの?

嬉しかったですね。

 

お昼はおかずのメインなしの簡単メニューでお昼ご飯です。

これにお味噌汁とご飯で完食しました。

ご飯の最中、美味しいと、こんなに幸せな年寄りはわしくらいじゃ。を連発していました。笑

1時間ほど喋っていましたね。

 

そして夜。

お風呂に入るというので、準備をしました。

せっかくなので、私も入って帰ろうと思い、「お父さんの次に私も入るからお湯は捨てないで残しておいてくれる?」とダメ元で伝えました。

 

伝えた事をすっかり忘れ、こたつでウトウトしていると、お風呂から上がった父が、声をかけてくれました。

忘れてなかったんだと感激し、お風呂に入ると、なんと、お湯の温度が調節されていました。

 

嬉しくて、感動してしまいました。

 

去年の8月。もうあと半年もしないうちに、お父さんはダメになっちゃう。と父の行動をみては日々涙がにじんでいたのに、

あれから9か月すぎた最近は、もしかして認知症が改善されたのかな?と思う事がよくあるようになりました。

あの頃より断然調子が良いのです。

確かに、今の記憶はありません。しかし、それ以外は普通の会話ができるし

相手を褒めて感謝の気持ちをしっかりと表す事ができるのです。

それによく笑うようになりました。

 

認知症ってもしかすると、今の記憶だけがなくなるけれど、他は改善されるのではないかと、最近の父を見ていて思う事が増えました。

 

昨日は、もうすぐ20歳になる私の息子の今までの成長を、ひこうき雲を見ながら「あの子はわしの生きがいじゃ。」と言って嬉しそうに話していました。

 

20歳のお祝いをあげようと、10回ほどお金を包もうとする行動はやはり認知症の症状ですが、他は確かに症状は進んでいない。それどころか今のほうが去年の8月より確かに症状は良いのです。

よく食べるので、体重も少し増えましたしね。^^

 

父をみていると、認知症が改善される事があるとすれば、安心が一番の薬ではないかと思うのですね。

なんとなくですが・・・。

 

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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