柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

高齢の父の事

給付金申請書をスラスラ書く89歳認知症の父に驚きました。

投稿日:


先日、実家に行くと父に特別定額給付金申請書が届いていました。

一緒に封を開けて中を確認し、父に給付金の説明をしました。

自分の名前書けるかな?と心配しながらボールペンを渡してみると、名前も住所もスラスラ書きました。

うわ!すごっ!と思っていると、

自分の生年月日も考えることなく正確に書きました。

もうびっくりでした。

 

銀行の口座番号を書くときだけ、ひとマスの所に数字を2個入れて間違えました。

1つずれちゃったね。と言ってもなかなか理解できないようでしたが、私が訂正線を引いていると、横から父が訂正印を押しました。

思わず「さすが、お父さんね。」です。^^

 

全部父が自分の力で書き終えたので、私がコンビニに通帳と保険証のコピーをとりに行き、

それを父が申請書に貼り付け、最後に2人でチェックして、

備え付けの封筒に入れて無事に終わりました。

 

父は去年の介護申請で、要介護1でした。

今回、年に1度の介護認定更新では、長谷川式というテストで30点満点中9点だったらしく

結構進んでいるという話だったので、(結果はまだでていない)

この申請書に記入する父の姿には感動すら覚えました。

日常生活では、季節も自分の家もほとんど忘れてしまっているのに・・・。

 

そして、「お前も貰えるのかい?」と私を心配する言葉に、昔の父を見たのでした。

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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  1. わたしの亡くなった母が要介護2でしたが、お父様のように、認知症がある程度進んでいる場合には、もっと要介護度が上がってもいいように思いますけれど、ま、いろいろと難しいでしょうね。

    今日も、お父様の認知症ができるだけ進まないように祈りつつ、ぷちっ。

    • minori より:

      石神井翻訳亭さん、こんばんは。

      去年の今頃から、父のお世話が始まったのですが、1年でとても進んだ感じです。
      介護申請の結果がまで出ていませんが、きっとかなり進んでいるはずですね。
      私もまたブログにお邪魔させていただきます。
      今日もぷちっとありがとうございました。^^

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