こんにちは。
桜の下で息子に秘密を打ち明けて心が軽くなったみのりです。
いつかは話さなくちゃいけないと悩みながら18年が経ちました。それは
• 娘達と息子は父親が違うという秘密。
• 私は息子の父親とは子連れ国際再婚であるという秘密。
息子が小学生になった頃から、今年こそは打ち明けようと思いながら大学入学まで言えずにいました。
毎年、家族が全員集まるお正月に打ち明けよう。と思いながらも、まだあどけなさの残る息子の顔をみるとどうしても言えませんでした。
息子が高校生になった時、どうやって話を切り出すのが息子の心を傷つけずに済むかを娘達に相談した事がありました。
娘達は、
• 姉弟、母親が同じなのだからそんなに深く気にすることはないよ。
• 打ち明けるのは高校卒業してからでも遅くないのでは?
と助言してくれたのもあり、ならば高校卒業した時に打ち明けようと思っていましたが、
息子の卒業祝いに、北海道から長女夫婦が帰省してくれた時、打ち明ける絶好のチャンスがあったのに、
今、今言わなくちゃ。と思いながらも、なかなか言えずにとうとう大学生活が始まりました。
娘達が、「血液型の事もあるし、もう本人も解ってるんじゃないかしら?」と言ってくれたことや、
大学の書類提出の準備に追われ、わたしも打ち明ける決心がつかずにずるずると時間が過ぎていましたが、
大学の授業料免除の手続きで揃える物に戸籍謄本の写しが必要でした。
ああ~。ついに打ち明ける時がきたと思いました。
桜がきれいに咲き誇る川沿いのベンチに二人で座り、どきどきしながら打ち明けました。
• 息子と娘達は父親が違う事。
• 血液型がみんな違う事。
息子は普通の顔をして聞いていました。
血液型がみんな違うの知ってた?と聞くと笑っていました。
笑った訳は息子がO型なので、みんなO型と言うことにしていたんですよね。
わが家は、A、AB、B、O型、本当はみんなバラバラなんです。苦笑
そして、どうして息子の父親と離婚したのかも少し話しました。
父親は再再再婚をして、子供がいる事も。
自分の父親の事を聞き終えると、娘達の父親の事も聞いてきたので話しました。
話を終えると、お姉ちゃん達の時はもっと大変だったんだね。と小さな声で言ってました。
1度目の結婚で、娘達を悲しませ、2度目の結婚で、娘達を苦しめさせ、「シングル家庭。離婚を打ち明けた時の、娘の嬉し涙が目に焼き付いています。」
息子をたくさん悲しませたお母さんて、自分でも情けないわ。本当にごめんね。と私の本音を聞いた息子が、
「過去は過去。これからはそれぞれが幸せになればいいんだよ。」といってくれました。
いつの間にか親に気を使ってくれるようになった息子。
桜の木の下で、涙が止まりませんでした。
この日から18年間の胸のつかえが取れて気持ちが軽くなり、心が軽く落ち着いた毎日が送れています。
戸籍謄本の写しの提出がなかったら、まだ打ち明けられずにいたかもしれません。
ずっと隠していた18年という月日が思い出されます。
これからは、親子5人(娘のお婿さんも含め)なんの偽りもなく本音で会話ができます。
★大人になった息子に感謝
★授業料免除の戸籍謄本提出に感謝
★娘達の心配りに感謝
★私の勇気に感謝。
そして
★すべてを知りながら黙っていてくれた親戚に感謝。
もう、いっさいがっさい全てに感謝です。笑
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。