こんにちは。
次女に離婚を打ち明けた時の、次女の目からあふれ出した涙が忘れられないみのりです。
今日はその次女が帰ってきます。社会人アスリートです。
この子は、小学6年生から高校に入るまで反抗期が続き、中学生の時はついに親と一言もしゃべらなくなり、とても心配したものでした。
けれど、元夫に話かけられるときだけは素直に返事をしていました。
高校生になってからは、今までの反抗期がうそのように明るくなり安心していました。
しかし、大学生になり家を離れた時からまた、ん?と思う言動が始まりました。
お盆もお正月も帰ってこないのです。
理由を聞いても、「忙しいのよ、ごめんね。」しか言いません。
社会人になって、スポーツの関係で地元に就職した時、まだお金もないのでしばらく自宅から仕事場に通っていましたが、家では自分の存在を消しているかのように、ほとんどしゃべりません。
性格は明るいのに、家では無表情でした。それでも家族にはとても優しくて、この次女の心の内を知るすべもない私は、次女が家にいてくれるのを喜んでいました。
元夫のモラハラ一色のねじ曲がった宗教話も黙って聞くし、この子は元夫と気が合うのだと思っていました。
思っていたのですが・・・。
テーブルに向かい合わせて座り、「離婚する事にしたの。」と私が言葉を発した途端、次女の目から一気に涙が溢れてどんどん溢れて溢れて。
驚いている私に、「嬉しい。良かった。嬉しい。」といって溢れる涙をぬぐおうともせずに、ありがとうお母さん。と言いました。
次女が話してくれました。
元夫から長女が馬乗りになってぶたれていたり、母親の私が蹴られていたりを目の当たりにして、次は自分の番だと恐ろしくて仕方がなかったと。元夫が嫌いで嫌いで仕方なかったと。でも嫌いな態度をとると次は私がぶたれると思い、気が合うふりをしていたと。
こんなに苦しんでいたのにきがつかなかった私。
しばらく二人で泣いて「これからは幸せに暮そうね」と言うのがやっとでした。
この次女が帰ってきます。優しくしてもしきれない程可愛くていとおしい子です。
胸筋の厚さが男子も顔負けのスポーツアスリートで、我が家の高校生の息子よりも食べる量が多い28歳です。^^
あの時の次女の涙を思い出せば、なんだってしてあげたい私です。
とりあえずは、今日のご飯はトンテキ3枚かな。笑
◆◆◆ 今日の一言 ◆◆◆
筋肉モリモリで力もある頼もしい次女。夜逃げみたいな引っ越しの時は、荷物をせっせと一人で運んでくれて私を助けてくれました。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。