柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

高齢の父の事

高齢で一人暮らし、物忘れ外来を受診した父の行動を記録しています。

投稿日:2019年1月8日 更新日:

 

【87歳10ヶ月、父の記録】

こんにちは。みのりです。

今日は認知症ではないけれど、高齢による物忘れと診断された87歳の父の記録です。

最近は、いつも見ている私の車が時々ですが解らなくなりました。

新しく買ったのか?と聞くので、いつも乗ってくる車だよ。と言うときょとんとしています。

 

私と父親は近くに住んでいます。

というか、すぐに駆けつける事が出来るように、私が父が暮らす実家の近くに引っ越してきました。

 

今までの父の様子が解ります。

 

昨日は父のところへ行き、お昼ご飯を一緒に食べたんですよね。

87歳という高齢で一人暮らしの父。一緒にご飯を食べた30分程のあいだに、

 

•食べながら寝てしまう。

•私の話を聞きながら口に物が入ったまま寝てしまう。

•お茶を持ったまま寝そうになる。

そしてこんな事を繰り返して最後には、とうとう

•湯呑を持ったままこっくりしていまい、お茶をこぼしてしまいました。

 

その後、地区のゴミ分別の紙が無くなって、ゴミの出し方がわからないと言うので、地区の包括センターでゴミ分別の冊子を貰い、その足で一緒に買い物に行く途中に、何度もゴミの冊子を貰いに行ってくれと言っていました。

 

お店に着いても、

•買う物を忘れて思い出せない。

•今かったものでさえ忘れてまた買おうとする。

•買おうとしているのはイチゴの苗ばかり。

 

 

帰って来てからも

•家の鍵をカバンの中から探せない。

•鍵を玄関のノブに差したまま。

•玄関の段差でつまずく。

 

私が行かない時、普段もこんな感じで一人で暮らしているのかと思うと、毎回胸が痛くなります。

 

庭のキンカンの木に実がたくさんついています。父にキンカンを毎日食べると風邪もひかないしビタミンも取れるし、いいね。というと、キンカンなんてものは知らないと言いました。

 

つい最近、お正月まではキンカンを1つずつ食べてるって話をしたばかりなのに・・・。

 

近所は一人暮らしの奥さんばかりで話す事もほとんどない87歳の高齢になった父。

 

こんな父を見ていると、果たして私が高齢者になった時に、こうやって父のように一人で生きていけるだろうかといつも考えてしまします。

 

父の事はすごく心配なのに、一緒には住みたくない私です。

 

父とは生活サイクルも全然違うし、それに実家の間取りはふすまで仕切られた昔の造りで、すべての部屋が繋がっている、ホッとできる空間がない間取りなのです。

なので、一緒に暮らそうか?とどうしても言えないのです。

 

それに、私は雑音が苦手なタイプ。父はガチャガチャと物音を平気でたてる人。

 

一緒に暮らせば、絶対にお互い疲れ果てるのが目にみえます。

 

なので父には申し訳ないですが、出来る限りの事をして、通いで悔いのないお世話をするつもりでいます。

 

■■■ 今日の一言 ■■■

 

父が息子のお弁当用に作ってくれているお野菜。

私が、「お弁当にはいつもパセリとレタスを入れるの。」と言ったのを覚えてくれていて植えてくれました。この場所は息子のお弁当専用です。^^

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ にほんブログ村 シニア日記ブログ 女性シニアへ

↑お手数ですがクリックして頂けると嬉しいです↑

-高齢の父の事
-

執筆者:

関連記事

意見の違う2人介護よりひとり介護が楽でいい。【ひとり介護1ヶ月めの記録】

  認知症要介護1父のひとり介護になって1か月が経ちました。 1ヶ月私ひとりで介護をやったてみた感想は、 「ひとり介護は楽。」の一言に尽きます。   父は要介護1と言っても、 まだ …

高齢者の父には腕より優しさ優先の病院を選んであげたい。

先週、高齢の認知症父が顔から足の指まで血だらけになりました。その時に行った病院での話です。 夜中に近くのやぶに生ごみを捨てに行き、よたよた歩いている途中で大雨になり、やぶの側溝ですべって父が転びました …

終末医療に入った父との優しい会話。

今日は午前中、認知症で終末医療に切り変わった父がお世話になっていた施設に、父の荷物を受け取りと退所届に行ってきました。 実家に父と二人きりの、一人自宅介護で途方に暮れている時に、1か所空きが出て入れる …

認知症で高齢の父が望む暮らしと現実。

先日の父の日の事。 いつものように実家に父のお世話に行った時、「今日は父の日だね」と言うと、認知症の父がにっこり笑い、「何もしなくていいから話をしておくれ」と言いました。 こうしてお茶を飲みながらお前 …

認知症が進んでも高齢の父が築いていた近所付き合い。

今日は、回覧板とおかずの差し入れを持って2軒隣のご近所のご年配の方の所へ行ったついでにお邪魔して、世間話をしてきました。 昨日の一人暮らしの男性もそうでしたが、ご近所の方も88歳というご高齢で、一人で …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログ運営者

こんにちは。 minoriと申します。 最近、心も体も丸くなってきた アラフィフおひとり様です。 どうぞよろしく! 詳しくはコチラをご覧ください  

介護日記まとめ