柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

高齢の父の事

物忘れ外来に行った父は認知症ではく意外な結果でした。

投稿日:2018年10月23日 更新日:

こんにちは。

実家から戻りぐったりのみのりです。

 

私の父は87歳。一人暮らし6年目です。

最近物忘れが激しくて、明らかに今までとは様子が違ってきたので

妹が「物忘れ外来」に連れていきました。

 

娘の私達は、てっきり認知症の始まりだと思って覚悟していたのですが、父の物忘れは脳の萎縮は少しはあるものの、年齢によるものだという事でした。

 

私達からすると、こんなに物忘れがひどいのに?ってびっくりな診断結果でした。

 

先日は、無くなったといって探していた財布が冷蔵庫から出てきました。

 

今日は実家に行くと、お前にあげる柿が無くなったと柿を探すのに洋服ダンスを開けて探していました。

 

柿を頂いた方にお礼の品を送るのに菓子店に行くと言って着替えているのに、「お父さんはどうして着替えてるんだい?」と何回も何回も聞いてくるし、「何しに行くんじゃったかのう?」って行く目的もすぐに忘れてる。

 

やっと準備ができたかと思えば、財布がない!が始まり探すのに時間がかかり、別にお金を入れた封筒も無いといって探し始め、銀行でお金を下ろすといっては通帳が無いといって探し始める始末。

 

今日だけでなく毎日がこんな風なのに、年齢からくる自然な現象の物忘れなんて・・・。

 

 

探し終わるのに1時間近くかかり

 

やっと車に乗った時は、わたしすごく疲れました。

 

 

何をしに行くのか、どこに行くのかを何回も呪文のように私に聞いてきて、私もそのたび何度繰り返し答えたか。

 

毎日こんな感じなのに、認知症ではない父。

 

お菓子屋さんの帰り道、父がぼそっと「車に座ってるだけでも疲れて辛い」というのです。

そして、「こんなにボケてまで生きていかなならんなんてなぁ」といいました。

 

認知症でなく年齢による物忘れというのは、自分が崩れていくのを認識しながら生きてゆくわけだからホントに辛いだろうなと思うと胸が痛いです。

 

いつもは、父がネガティブな事を言うと、孫や娘の私達の為に長生きしてよね。って明るく言う私ですが、今日はなんだか言えませんでした。

 

実家に戻って、濃いめのお茶に大きなどら焼きを一緒に食べながら話をしているうちに、父の顔にも笑顔が戻り、前向きな父になりました。

 

そして、私が帰るときには「お前にいつも色々世話になるのに何にも持たせてあげる物がなくて悪いね」と言う優しいいつもの父でした。

 

これから先もずっと同じことが繰り返されていくのだと思います。

 

◆◆◆ 今日の一言 ◆◆◆

父は、子供の頃から地理が得意だったらしく、今でも世界地図をよく見ています。以前息子と地理について語った時に息子が父の地理の知識にびっくりして、「これからは尊敬できる人物は誰?と聞かれたら祖父です。と答える!」といった事があるんです。そんな孫の息子の為にも元気でいて欲しいものです。

 

こちらもあわせてどうぞ。
◎日常を忘れる事が多くなった父を見守る家族の体力と優しさと忍耐力

 今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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