柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

実家の事 高齢の父の事

庭で無くなった剪定ばさみが売買されていた?

投稿日:

 

※今日は悪口全開です。嫌な方はスルーして下さいね。お願いします。

最近、ずっと頭から離れない事があるんです。
ここだけの話として聞いていただけますか?

実は今私が居候している実家の隣近所の人のことなのです。

父がまだ元気な頃、そして少し認知症が見え隠れしている頃、
父は庭で使う道具が無くなったとよく言っていました。

父は使ってそこ辺にポイと置く人だったので、家の敷地内に父が置き忘れている事もしょっちゅうでしたが、本当に無くなる事もありました。

庭の道具の他に、両親が実家を何日か留守した時に、裏の物が無くなったと母が言っていた時も何度もありました。

1度、私が父の様子を見に実家に行った時、「大きな剪定ハサミが無くなったので、交番に紛失届を出してきた。」と、父も丁度交番から帰ってきたところでした。

 

そんなに大きい物、どこに置き忘れたんだろうね。と父と敷地内を探したのであの日の事は、ずっと私の記憶に残っています。

 

今月、私はご近所のツテで、実家の庭の剪定をある方にお願いしました。
その方は何年もご近所の剪定をしているかたです。

 

その方が、北隣の奥さんに、「あんたのご主人に安くで譲って貰った剪定ばさみ大事につかってるよ。品がいいものだけに。」と会話しているのを聞いたんです。

 

えええーーーー!!
やっぱりというか、そんなことだったのかというか、お父さんはやはり間違ってなかった!と思ったんです。

父は取られたに違いないと言っていましたから。

 

隣のおやじ←(もう呼び方はオヤジでいい。)は手癖が悪くて近所でも超評判が悪く、亡くなった時に、地区の班長さんですら通夜はいかない!とまで言わせたオヤジ。

実家も色々あって、父も何度も被害届を出しに交番に行っていました。

 

話がそれましたが、まだ自分の庭の木の剪定もしている段階で、自分の剪定バサミを人に譲るようなオヤジではないのです。あれはきっと父が探していた父の剪定バサミです。

 

この事があって、父が可哀そうでなりません。
取られた事が可哀そうというのもあるけれど、もっと私が胸が痛む事があるのです。

それは、父は庭の物が無くなった時に、交番に紛失届を出しに交番に行っていたのですが、

「交番のおまわりは、ちっともまともにワシの話を聞いてはくれん!」と良く言っていたから。

その理由は、父がよく交番に行くのを知っている家族が、
「父が物が無くなったと来るときは、老人のたわごとと思って聞いていてください。」と交番のおまわりさんに先回りして伝えていたから。

なんで?どうして?

これを思い出す今、胸がしめつけられます。

 

今回の事で、父の探し物が出てくる時もあったけれど、探しても探しても出てこない時は、やはり盗まれてたんだとはっきり思いました。

そんな悔しい思いをしているのに、交番に行っても軽くあしらわれていた父。

思い出すと父が可哀そうで胸がいたいのですよね。

 

年老いた老人の言葉は家族が信じてあげなくて誰が信じてあげられるの?
その家族が、たわごとと思って聞いてください。って言うんだもの。警察官も軽くあしらうはずですよね。

 

実家の庭の剪定をしてもらった日から、庭を見る度、「おまわりはまともに話を聞いてくれん!」と言っていた父の顔を思い出しては、胸が痛みます。

 

PS:

余談ですが、ついでにもう1ついいですか?
その北隣の奥さんも奥さんで、うちの庭のハッサクをちゃっかり物々交換の材料にしていた事が判明。^^;

よく貰いに来るから、ハッサク好きなんだなぁって思っていれば、こんなことでした。

もう来年からは実ったハッサク取らせてあげない。意地悪だけど。

ハッサクを植えた父が可哀そうです。

□難しい近所付き合い

□48年の長いご近所付き合い苦笑い話。

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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