冷蔵庫の中の物を腐らせない暮らしをして25年以上が経ちます。
子育ての間も、一人暮らしになってからもほとんど食料だけは腐らせずに生活してきました。
1度目の母子家庭時代に、腐らせない暮らしを近所の方に教えて頂いのがきっかけです。
そしてその時に、ものを使い切るという事も実践して教えて頂いたので、それもいまだに教えを守ってやっています。
なので「腐らせない、使い切る暮らしは」もう25年以上もやっている事になります。教えを守ってるというか、生活の1部になっている感じです。
ケチャップを使い終わった時、容器の中をすすいで捨てると思いますが、そのわずかに色がついているすすいだ水も、お味噌汁に使います。これも教えて頂きました。
納豆のフタも、お風呂の壁に水だけでくっつくのよ、と教えて頂いたので、フタにマジックで字を書いて、お風呂で子供の漢字の練習用に使っていました。
そうそう、文字以外に数字を書いて計算問題も作ったりしていましたね。
今は、料理後の鍋やフライパンの底にこびりついた物をそぎおとすのに使っています。
あのバブル時代の日本に物が溢れていた時代、ゴミ置き場には新しい物がバンバン捨てられていた頃のあの時代に、
「冷蔵庫の中の物を腐らせない工夫」や「使い切る暮らし」を実践していらしたその方は、どんな経験があり実践していたのかなぁ。と時々思います。
あの当時、留学生が、生活用品を揃えるなら、ゴミ置き場に行けば何でも揃う。と言っていたくらい物を大切にしない時代に・・・。
同じビルに住んでいた留学生は、まだ値札の付いたネクタイまでゴミ置き場で拾ったと喜んでいましたからね。^^;
まあ、私は使い切る暮らしは、まだまだ出来ていませんが、食料を腐らせないという事だけは、教えを守れています。
お金があってもなくてもこれは暮らしの基本だと実践して教えてくれた方には今でも感謝してます。
1度目の母子家庭で、人知れず貧しさに耐えていた頃、お隣にこんな風に物を大切に明るく暮している方を知ったあの当時、お金が無くても生きていける!と勇気を貰ったものでした。
私はよくその方に「暮らし方が本当にお上手ですね」と言っていました。心からの言葉がこれでした。
今日、我が家の冷蔵庫に逆さにして入っていたマヨネーズをキレイに使い切った時に、あのかたを思い出したので書いてみました。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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