父の3回目のワクチン接種の問診票を書きに、施設に行って来ました。
今はコロナで面会出来ませんが、父は元気にしているという事でした。
そしてなんと、対応して下さった職員の方が、偶然にも父の故郷の近くの出身らしく、父と話が合うようでした。
こんなに嬉しい偶然があるでしょうか?
認知症の人は昔の事はそれは良く覚えているもので、特に故郷の事ははっきりと覚えているのですよね。
施設でお世話して下さる人と故郷の風景の話が出来るなんて、父は幸せです。話を聞いていて、本当に嬉しかったです。
父は故郷の風景を思い出しては、紙に俳句を書こうとするようで、紙には、必ず「秋の候・・・」と書いているそう。故郷が近い職員の方がそれをみて、
「達筆の上に学がおありなんですね。」と褒めて下さるそうです。そしていつも決まって父が嬉しそうに「そうじゃよ」と言うそうです。^^
面会が出来ずに、しばらく施設に行っていなかった私ですが、
・少しの間に、父には故郷の話をする人が出来たんだと安堵した気持ちと、
・この職員さんとの巡り合わせにありがとうと沢山の感謝の気持ちと、
・父が施設で穏やかに暮していてくれるので、自宅介護が終わった私が、父の事で悩むことなく自由に暮せているんだというそれぞれの気持ちが交互に溢れだし、
お父さん、私も頑張るね!という気持ちで帰ってきました。
丁度1年前の今頃、一人自宅介護で私自身も自分を追い込み始めていた頃が懐かしく思えます。⇩
今日のような父の話を聞くと、1年の変化がありがたいです。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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