相変わらず私の事を「老人や年寄り」と言っている父ですが、
今日も「お前は老人にしては声も顔もツヤがあるし、何といっても元気がいい。きっと長生きするぞ」
と言って老人として褒めてくれました。笑
褒められてるのに、微妙な嬉しさ。^^;
お父さん、私のどこをどう見たら老人なの??
まあでも、わかる気がしなくもないんですよね。
いつもスッピンで、いつもたんぜん着て、髪の毛はねてるものね。
そんな誉め方をする父が今日は一人でお出かけの日でした。
帰ってくるなり、「早くお前に会いたかったけれど、今日は頑張りました。」と私の顔を見てにっこりして言いました。
その時は「老人」という言葉は出ませんでしたが、その後いつものように色々と認知症の大変な事が起きて
私が後始末する度、父が必ず「お前も年寄りなのにそんな事させてすまんなぁ。」というので、
今日はもうなんだか腹が立ってきて
「お父さん、そもそも私は年寄りじゃないってば!どこ見たら年寄りに見えるのよ!!」
と、少し大きめな声で言ってしまったんですね。
すると、早口で聞き取れなかったらしく、何て言っているのかさっぱり分からん。というので、
さらに大きな声で少し怒った口調で言うと、
もう絶句するような言葉が父からかえってきて吹き出してしまいましたよ。
父:「なにかい?お前は年寄りは嫌いかい?老人のほうがいいかい?」
私:「・・・・・・・なわけないでしょうよ。」
そうです。父は私が年寄りって言われるより老人って言われた方がいいのかと思ったようでした。
疲れるわ。お父さん。
お父さんと24時間一緒にいると、本当に年寄りになっちゃいそうよ。
だって今日も5時間お父さんが居なかったから安心してホッとした5時間を過ごせたのに、お父さん帰ってきたらさ、
・急須のふたが無くなる、(家の中、庭全て探し回る)
・重箱を捨てられる、(来年も使おうとおもっていたのに)
・フタを壊される、(な、なんで叩き割るのよ)
・お茶を畳にこぼされる、(お茶持って同じところで何回もこける場所がある)
・お風呂に入っているのにガスを切られる、(真冬は地獄)
・明日私が着るタイツがゴミ箱に捨てられている。(ゴミ箱で見つけた時唖然)
お父さん、いつもこんな後始末してるんだもん。髪振り乱して老人に見えるわよね。
・・・と、まだ今日は正月なのにこんな事をぐちぐち思っていてはいけないと思い、気を取り直して夜賛美歌を練習していたんですよね。
コタツに入って父の前で。
すると私を見ていた父が言いました。
「こんなに時間を有効に使う年寄りはお前くらいじゃ。偉いのう。」と。
まだ言ってる。もういいわ年寄りで・・・。^^;
私も褒めてあげるよ。
「娘の事をこんなに年寄り年寄りっていう老人はお父さんくらいじゃ。偉いのう。」
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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