長女と電話で話している時に、札幌のほうが宮﨑よりも気温が高かったりする、今年の北海道の異常気温の話になったんですよね。今日も札幌は34度!あり得ないですよね。
そんな話をしていた時、長女が「お母さんこそ、去年の夏、認知症のおじいちゃんとの暮らしをよく乗り切ったよね。」と言ってくれました。
そうだったなぁと思いながら、去年の今頃の自分の介護記事を読み返していた時に、
「ごめんなさいを伝える勇気」というタイトルの記事が目に入りました。
記事の内容は、父が私の事を「あいつは不信感のかたまり。信用できん」と陰で言っている事を知り、日頃私の前で見せる父の笑顔と優しい言葉とのあまりのギャップに相当悩み、父に今までの事を謝ったという内容の記事です。
しかし、読んでいるうちに記事の内容よりも、もっと忘れられないあり得ない父の姿を思い出したんです。^^;
暑さと認知症父の予測のつかない奇行だけでもヘトヘトな中、勇気を出して「ごめんね。」と伝えなきゃ。と父に話を振った時に、
父が「電気代がもったいないからちょっと待て。」と、ハサミを持ちクーラーのコードを切断しようとしていた姿を思い出したんです。^^;
「ヒーー!」と叫んだ私の声も思い出しました。^^;
その日を皮切りに、その後も何度もハサミで切断しよとしてましたね。
その度、怒りたい気持ちをこらえ優しい口調で怒らせないようにハサミを取り上げたものでした。^^;
去年の暑い夏に、私と認知症の父にこんな事もあったな。と今は懐かしいです。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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