ご近所で一人暮らしの高齢者の方が、一人でコロナワクチン接種に行くと言うので、接種する病院も近いし、付き添いとして一緒に行ってきました。
80代後半のこの方は、耳も遠いし、最近まで入院していて身体もか細くてやっと歩ける感じなのです。
訪問介護の方が来ていましたが、訪問介護の方は一緒に付き添う事はできないという事だったので、一人で行って一人で帰って来るのは心細いだろうと思い、一緒に行ってきたという訳です。
実家が建って47年来のご近所付き合いだし、ここ1年は夕飯のお裾分けなど行き来があったので、気心知れているので安心して頂けました。
病院の中は皆、高齢者の方は身内が付き添って接種を受けに来ていました。そんな院内の様子を見て、父の接種の事を考えてしまいました。
父のワクチン接種の時、傍にいてあげたかったな。
例え認知症でも、接種後、私の顔を見たら安心しただろうに・・・。
そんな事を病院の中で思っては心が痛い私でした。
帰って、ご近所の方の台所に入り、料理を作り2人で食べました。2人で食べると美味しいと何度も言っていましたね。そして、
「お父様は、あなたの事きっと心の中でたくさん感謝しているわよ。おばちゃんはわかるの。」と言ってくれました。
ありがたい言葉です。
思い出しましたが、父と一緒に暮らしている時に、私が「夕飯を〇〇さんに持って行ってくるから少し待ってて。」と父に言うと、
父は決まって「それは○○さんが喜ぶぞ。お前はいつもいいところに気が付くな。」と言ってくれていましたね。
ご近所の方のワクチン接種に付き添った事で、色々な事を思い出したり考えたりした今日の私でした。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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