柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

父の認知症 認知症の父と私

父が私を思い出せない時間が増えました。

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今朝、父が私の事を忘れました。

台所に立っている私と目が合った時に、きょとんとした顔をして、
「朝早くから来てもらってご苦労かけますなぁ。」と父から頭を下げられました。

私を見てもよその人と思っているらしく、それは丁寧に挨拶してくれました。

私が「いえいえ、これが私の仕事ですから。」というと、
父が「ご家庭もあるだろうにすまん事ですなぁ」と言いました。

少し前から、私をよその人と間違える事が度々あったので、驚きません。悲しくもありませんでした。

ただ、そうか忘れてしまったのか。と思っただけでした。

毎日一緒にいても、忘れるのですね。認知症って。

デイサービスから戻ってきた時は思い出していました。
「お前が居ると思って急いで帰ってきたぞ」と。^^;

でも、話をしているうちにだんだん私はよそのおばさんになっていました。

こうやって段々と私を忘れていって、完全に忘れる時が来るのでしょうね。

 

あんたの両親はどこに住んでいるのかね。と良く聞かれていたので、私にもいつか忘れられちゃうんだという免疫が出来て、こうして父が私を忘れても、自然と受け入れられるのだと思います。

私を他人と思っていたり、自分の妻と思っていたりしている時の会話が面白くて、笑ったりできるので、忘れられても平気です。

先日も、知り合いからクッキーを頂いた時に、父が「じいさんとばあさんの家にイギリスの菓子とは、ハイカラじゃのう」と。この時私は完全に父の年老いた妻でした。笑

 

今日の父を見ていると、私を完全に忘れてしまうのは遠くはなさそうな気がしますね。私を思い出せない時間が日に日に増えていますしね。

しかし私は悲しくないんです。今までの父との密な時間があったおかげです。

 今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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