柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

認知症の父と私

夜中に逆さまでおしっこまみれという光景。

投稿日:

 

認知症親のひとり自宅介護

今日も嵐のような一日が終わろうとしています。と書きたいところですが、

認知症父の場合はこれから先の夜中からが本番です。

家にいながら、毎日施設で夜勤を担当している感じです。

昨夜も12時前にドスンという鈍い音から事は起こりました。

私は昨夜も眠りが浅く、目が覚めていたところへ、父の部屋からドスンと鈍い音がして父が唸っています。

私も体がきつかったのもあり、聞き耳を立ててしばらく様子を伺う事に。

でも、父の唸り声がいつもと少し違うんですよね。

仕方なく父の部屋へ行ってみると・・・。

父がベッドから頭から落ちて、逆さま状態でベッドとポータブルトイレに挟まれていました。

そして、逆さまなのでおしっこが体中に流れていましたよ。

その状態を見た時、どうしてよいかわかりませんでした。

大丈夫?よりも先に、どうして紙パンツを履いていないのか。という事に腹が立ってしまいました。

全身おしっこで濡れた父をやっとの事で床に座らせ、ちからを振り絞りベッドに座らせ、服を全部脱がせ、そして全部新しいのに着替えさせました。

父を落ち着かせる為に、台所でお茶を飲ませ、その間に片づけをしに父の部屋へ行くと、敷布団がびっしょり濡れています。

シーツを替え、濡れた敷布団とシーツの間にバスタオルを2枚重ねました。

上布団も濡れていましたが、上下の位置を変えるしかできませんでした。

父に、ベッドがきれいになったからもう寝ようよ。と台所に声をかけに行くと、さっき履かせた紙パンツはすでに脱いでテーブルに置いてあります。

私は感情を押し殺して、無表情のまま淡々と紙パンツを履かせ、ベッドまで連れて行きました。

父の部屋の時計を見ると2時をまわっていました。

疲れているけれど眠れなくてウトウトしていると、今度は台所でガタガタ音がします。

何やってるのだろうと台所へ行くと、丁度父がイチゴを窓から投げ捨てているところでした。

そのいちごは庭にできたもの。2個で出来たので一個ずつ食べようと夕方テーブルに置いておいたものでした。

目障りだったのでしょうね。

でも、幾ら認知症だと解っていてもすごく腹が立ち、

それから私の血圧があがった感じでめまいがして困りました。

午前中、父を一人残して私は賛美歌を歌いに教会に行きました。

皆さんに父の事を祈って頂き、お昼前に帰宅すると、おりこうさんにコタツに座ってニコニコと待っていました。

そしてまた恐怖の夜です。

さっき、中々立てない父を力を振り絞ってたたせた時に、父が私に
「そろそろお前の世話にならんといかん時がきた」と言ったんですよね。

そろそろって、今までも充分世話になっていて何をいうか!このぼけー!と

心で叫んでまた血圧が上がった感じです。

認知症の施設で毎日夜勤をすると、お給料は幾らでしょうね。

そんな事を考えながら、ベッドも置けないような小さな部屋の小さなカウチソファーに座り

血圧が高いような感じでボーっとしています。

今日こそは何も起きませんように。

 

 今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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