昨日は私の方が緊張して眠れませんでした。
なぜかというと、ショートステイ先から父の「帰るコール」が来るかもしれなかったからなんです。
そうです。昨日父はあんなに頑なに嫌がっていたお泊りを経験したのです。
たった1泊、しかもお昼の2時から次の日の2時まででしたが、普通に泊まる事ができました。
それどころか、人嫌いな父がみんなと混じってゲームをやったのだとか。
お迎えに行くと「やあ、お迎えありがとう」とニコニコしてさっさと車に乗り込みました。
家に帰ってからも機嫌がよく、私の方が感動してうるっとくる感じでした。
あんなに嫌がったデイサービスの時も4時間ですが、奇跡の1歩でした。
そして今回のショートステイ。
施設の方も、ケアマネージャーさんも初めてのお泊りは本人にとってハードルが高いので、とても心配してくださいましたが、
見事に1泊と言う高いハードルをクリアしてくれた父。
介護者の立場の私の、長い間の願いが叶いました。
要介護Ⅰ認知症父の輝かしい奇跡の1歩が増えました。
実は私自身、たった1泊で私の疲れが取れるはずないけれど。という気持ちがあったのですが、
今、少しも疲れていないし、父と笑顔でゆったり話ができているし、
たった1泊でも介護する側はこんなに気持ちが違うんだと驚いています。
ただ、金額が1泊で約1万円なので、そう滅多にお泊りできないなぁとは思いますが。^^;
これから先私に何かあった時に、父がお泊りできる環境が出来たと思うと気持的にホッとしました。
今回はとにかく、認知症の父の輝くキセキの一歩が嬉しい私でした。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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