柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

父の認知症 認知症の父と私

誰も悪くないのに。

投稿日:2020年12月5日 更新日:

 

いつの頃からか、「父のお世話」と言っていた言葉を「父の介護」と言うようになりました。
もう、お世話という生易しい言葉では済まなくなったんですよね。

昨日スーパーで2個セット半額の贈答品用のりんごを買いました。父が喜ぶ顔を見たくて。
しかし、帰って父の顔を見た途端、嫌な予感が。

・また捨てられるかも。
・一度に2個全部食べられるかも。
・冷蔵庫に入れずに今日は持って帰ろうか?

リンゴを買った事と、2個も買った事を後悔しだすときりがなくなりました。
私は夜は帰るはずでしたが、疲れがピークで夕方食事の後コタツで1時間寝てしまい、その後父が寂しがるので泊まる事になりました。

泊まったけれど、私は身体が重くてすぐ布団に寝たんです。
父は、部屋に何度も来てはいつものように私をドロボーと間違えるし、夜中も何度も起きては、台所でガチャガチャ何かしていましたが私はきつくて起きれませんでした。
朝起きると、父が体中が痛いから寝てる。と言います。

冷蔵庫を開けると、昨日買ったりんごが無くなっていました。8分の1程の小さいかたまりは残っていましたが。

不安は的中したと思いました。
リンゴを全部食べたのを隠す為に寒い夜中、薄着のままりんごを剥いた残骸をいつものようにヤブに捨てに行ったので冷えて具合いが悪いのでしょう。

あるいは、真っ暗な中歩いて、車庫の階段でこけそうになり、力を出して阻止したのでしょう。それで全身が痛いのかも知れません。

私がりんごを買っただけなのにこんな事になるなんて…。
父の喜ぶ顔を見たくて買っただけなのに・・・。

誰も悪くないのはわかってる。
だけど認知症の自宅介護は、こんな些細な事の積み重ねで自信を無くします。

◆「認知症の父と私」一覧

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