今日はつくづく嫌になりました。
私は秒で全てを忘れる認知症父の介護をしています。
1日中父の妄想に振り回され腹が立つことを飲み込み、何をされても楽しく振る舞う。
そんな毎日がバカらしくなりました。
今日、認知症の家族を支える方達とお話をする機会があり、
皆さん、行政のサービスを上手く使って介護をされているのを聞いて、羨ましくって仕方なかったです。
父は一人では生活できないくせに、私がいないと何も生活が回らないくせに、何から何まで私一人の世話になってるくせに、
今日、私がどうしても用事がある時は、ショートステイを利用して欲しいと頼んだら、
「毎日誰の世話にもならず自分一人で生活しておるから大丈夫だ」とケロっとして言いました。
今まで誰の手も借りた事は無いと。
いつも一人で暮らしていると。
朝から晩まで、それも毎日泊まりで父の手助けをしているわたしの事はまるで記憶にないらしい。
なら、今までの私の時間を全部返せーーー!ともう少しで言いそうでした。
今、コロナの影響で、施設の見学が出来ないので、入所の手続きも当分先に見送りです。
施設に入るその時まで、一生懸命介護をしよう、悔いのないように頑張ろう。と思っていますが、それでも今日の父の発言には腹がたちます。
今日の父の言葉は余りにも衝撃的で、ショックすぎて、
一生懸命に介護をする気持ちが消えそうです。
「今度いついつ私は朝から一日留守にするの。ここに来れないの。大丈夫?」ともう一度確認すると、
やはり「今まで人に手伝ってもらったり頼った事は無いから心配ない」と父の頭に私の影はありませんでした。
今までの私の苦労がバカバカしくて、笑っちゃいます。
何も覚えていてもらえない、毎日の出来事が全て白紙に戻る認知症の介護に今日私は腹をくくりました。
今度父を1日一人にします。
もうこうなったら、私がいない暮らしを思い知れ!って感じです。
父に言いました。
「いついつ丸1日居ないからよろしくね」と。
すると父が言いました。
「警察にワシを一人にして出かけるからとワシの事を頼んでおいてくれ」と。
私が言いました。
「何でも出来る人を警察に頼んで行ったら迷惑だわ」と。
「お父さんは1日私がいないだけで警察に頼るの?」と。
尽くしても尽くしても頑張っても頑張っても1ミリも父の記憶に残らない私の介護。
割り切れる時もあるけれど、今日はムカついて腹が立って仕方ない日でした。
自分の時間を犠牲にして親に尽くす意味は何なのか?
今日は何度も自分に問いかけました。
本当は答えは出ているんです。自分が後悔しない為だって。
それでも今日は何度も自分に問いかける私でした。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
↑お手数ですがクリックして頂けると嬉しいです↑