私の住む宮崎はまだまだ暖かくて、私は部屋の中では半袖1枚で過ごしています。
そんな私とは対称的で父は寒い寒いと言い(まだ日中の気温は23度前後)もうすでに10月に入った頃からこたつ生活です。
そんな私達2人は同じ部屋にいて、父はこたつにすっぽり入り、私はこたつに軽く足を入れ、扇風機を回しています。 傍からみたらすごく変な光景ですよね。^^;
それはいいとして、
わが家にはこたつがありません。掃除の事を考えるとつい買いそびれていました。
全く欲しくない訳ではなくて、年に1度、年末の紅白歌合戦を見ながらの年越しには、普通のテーブルに毛布を2枚掛けて、その上に板を乗せてグラグラ危なっかしいこたつの代わりを作っていました。
ホットカーペットを敷いて、湯たんぽを入れたら変なコタツの完成です。
生涯こたつは、年に1度これで良いと思っていたのに、実家で毎日コタツに足を突っ込んでいるうちに、こたつがあってもいいなぁ。と思うようになり、そこへタイミング良くこたつフェアーの今日の新聞のチラシ。
私が、「私も家にこたつが欲しくなったわ。」とつぶやいていると、それを聞いていた父が、「お前の家にはこたつが無いのかい?」と驚いた顔をして聞き、
「わしが買ってあげるからどれが欲しいか?いくら位するのか?」とチラシの中から選べ。と言ってくれました。
ラッキー♪
でも、このチラシの中には欲しい物がないわ。
「ニトリで見てくるからお父さん、買ってくれるって言った事忘れないでね。お父さん覚えていてね。こたつの事ありがとう!お父さんが忘れていたら催促してもいい?」
と、認知症で数秒で会話を忘れる父に何度も念を押す私を見て、ニコニコしながら「忘れるはずなかろうが。」と言った先から忘れてる父。^^;
広告の裏にも「こたつを買う約束覚えていてね。」書いたんだけど、メモをみてもこたつ?と忘れてる。^^;
それでも買ってね。お父さん♪
底辺暮らしの59歳の娘と
ゆとりある暮らしの89歳の父。
今までは、買ってあげるから欲しい物をいいなさい。と言われても、
「いいよ、気にしないで」と言って買ってもらう事を遠慮していた私ですが、
底辺暮らしを隠す事なく、素直にありがとうと甘える事ができました。
毎日父の介護でニトリに行き品定めする時間が無いのでネットで選びます。
年末、子供達が帰って来たら本物のコタツに喜ぶかな?
驚く顔が見たいので、それまで内緒♪(まだ買ってもいないのにね^^;)
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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