柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

高齢の父の事

認知症の父と介護疲れの私を救った夜中の珍客

投稿日:2019年9月23日 更新日:

こんにちは。

大変だった夜通し介護の中、珍客の姿に心をほぐされたみのりです。

 

朝の4時、まだ真っ暗い外に珍しいお客様がきました。

このかたです。笑

 

 

 

そう、ヤモリです。

 

昨夜は台風で実家に泊まったはいいのですが、夜中認知症の父に何度も起こされてヘトヘトになっていたところに、このヤモリがやってきて、

「元気をだしなよ!」と言わんばかりの可愛いしぐさをみせてくれました。

 

このヤモリ。上にいる小さな蛾を狙っている様子でした。

 

なかなか蛾に飛びつかないヤモリをみていた父が、

「虫(ムシ)を無視(ムシ)しているわけではあるまいな?」と言ったので

(こういう時の父の頭の中は昔のまま)

夜中の冴えてるダジャレに吹き出しながらヤモリを観察することしばし。

 

この時私はヘトヘトだったんです。

昨日は、父のお世話の日&台風だったので一晩泊まる事にしたのはいいのですが、

7時にベッドに入った父は2~3時間おきに起きだし、台所に行ってお茶を飲もうとします。

 

台所の横の部屋に寝ている私は、父を無視して寝ているわけにもいかず、夜中に起きてお湯を沸かしお茶の準備をして、一緒にお茶をすすりながら父の話に付き合う事4回。

 

夜中の12時には、父の話が盛り上がり寝そうにないので、長期戦を覚悟し冷蔵庫の饅頭をチンして食べちゃう始末。

 

そのお茶とお茶の間には、大きな声の寝言やひとり言に何度も起こされてヘトヘトだったところに、このヤモリ。

まさに夜通し介護の救世主でした。

 

8月の台風で雨戸を閉めた時に、白い卵があったけれど、あれはヤモリの卵だったのかしら。

昔は苦手な生き物の1つでしたが、よく見ると可愛いのですね。

特に足がかわいい。

 

「また出てきて喜ばせてね。」

と、救世主のヤモリにお願いしておきました。

 

◆◆◆ 今日の一言 ◆◆◆

ヤモリがあまりに可愛いので、動画を撮っていたところ、父の声も一緒に入りました。

良い記録になったと思います。

 

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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