YouTubeで、しくじり先生という番組の「松本明子の実家売却と実家の整理」を見て、他人事とは思えず背筋を凍らせながらも、トークがおもしろく大笑いしながら観ました。
実家の荷物の処分に70万かかったと言っていました。
私が今居候している実家も、よその実家の荷物の処分を笑ってみている場合ではありません。
番組に出演されている芸能人の方も、実家の荷物の処分に約同じ金額かかったと言っていたので、私の実家もそれくらい覚悟をしておかなければならないのでしょうね。
私が実家に居候する際に、冷蔵庫を処分するに当たり、実家が頼りにしていた電気屋さんに問い合わせたところ、2万円でした。
結局、便利屋さんに頼んで1万円で処分出来ましたが、冷蔵庫1つで1万円です。家の中丸ごと処分となると、やはり70万は普通なのかなと思いました。
そういうことを考えると今回、実家の悩みの種だった大型タンスが引き取って頂ける事になったので、本当にラッキーというかありがた過ぎる幸運でした。
去年だったかな?テレビかYouTubeで女優の吉行和子さんがゲストで出演されていて、ご本人の終活と捨て活のお話を、びっくりするやら感心するやらで聞きました。
包丁もないし、急須も無いって仰ってました。
お茶が飲みたい時は、「湯飲みの中にお水と茶葉を入れてチン!すれば熱いお茶がのめるし美味しい。」と明るく仰っているのを見て、ス、スゴイ!と話にくぎ付けになったのを覚えています。
物がない生活を極めていらっしゃいました。
昨日は、母の洋服をタンスの中から出した時に、ザ、昭和感がプンプンする肩パット付きの袖の大きな毛糸のカーディガンが出てきました。
光沢がかって新しい(というか1度でも着たのかな?)けれどもう今は令和。私は着れない。
処分用の袋に入れたんですね。
それなのに、今日YouTubeでたまたま母親が持っていた昭和のカーディガンをリメイクするという動画を見てしまい(昨日捨てた母のカーディガンとまるで同じ形)頭の中で、私もリメイクしてみようかな?と思ってしまい、
袋から取り出し、しばらくリメイク後を想像しながら眺めていて、ハッと我に返りまた袋に入れました。
実家の荷物を自分達で処分すると、こうやって物に振り回され、なかなか片付かないのが解りました。
今の世の中、捨てる物にもお金がかかる。しかも大きなお金が動きます。
こういう世の中になったからには、自分のものだけでも常にチェックして、子供に迷惑が掛からないようにしなくちゃ!と思います。
ずっと昔、まだ断捨離という言葉が無かった頃、私は子供達に「お母さんが死んだ後は、お母さんの物を懐かしみながら姉弟で仲良く分けたりして処分してね」と言った記憶があります。
とんでもないですね。^^;
実家に居候していると、死んだ後の荷物の事、とても考えさせられます。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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