2度目の夫と結婚した時、元夫は私がピアノのレッスンをしてお月謝を頂く事をとても嫌がっていたんですよね。
ピアノが弾けるという神様からの賜物は、賛美歌を弾くためのもので、その賜物でお金を稼ぐなんてどうかしている。と。
ピアノのレッスンをして生徒からお月謝を貰っている私は元夫からみると、悪魔にそそのかされた悪魔にいいなりな人。という事になり、それがいつもケンカの原因でした。
長い期間努力して築き上げた音と、半年弾いて出す音は一緒だと言い、教会で賛美歌を弾くだけが何が不満なのかといつも問われ、それもケンカの大きな原因で、そのうち私は心が折れ、二度と教会にも行かないしピアノも弾かない!と決めたのでした。
それから長い月日が経ち、ふとしたきっかけで、バンドに誘って頂き、久しぶりに楽しくキーボードを弾いたんですよね。
楽しく弾いて歌っているうちに、自分に変化が出始め、気が付けば引きこもりがかなり治っていました。
そしてある日、以前の私とは違い楽しい自分に、「これって音楽療法ってこと?」と思ったんですよね。
自分で自分を音楽療法で治しちゃったんですね。きっと。
音楽の力って凄いと思いました。
もう、上を目指さず、今のままひっそり生きて、ひっそりと死ぬことが目標と思っていましたが、
音楽療法士の資格を取ってみたいという気持ちになりました。
肩書きがあれば、精神的に悩んでいる人や、末期治療中の方や認知症の人、色んな場面で誰かの役に立てます。
音楽で誰かの役に立ちたい!そう思うようになったんですよね。
そういえば、自宅で認知症の父の介護をしている時も、私が歌をハミングしていると父が喜んでいたのを思い出しました。
あの時も小さな音楽療法だったのでしょうね。
音楽療法カウンセラーというのもあるようです。
元夫の音楽の理解の無さで、ピアノも楽譜もエレクトーンも全て手放し、2度と音楽には関わらないと固く心を閉ざしていた私が、
音楽で心を癒され生きる意味を見つけられた音楽療法。
もしかすると、これからはこれが私の道なのかも・・・。と思えます。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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