柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

高齢の父の事

認知症が進んでも高齢の父が築いていた近所付き合い。

投稿日:

今日は、回覧板とおかずの差し入れを持って2軒隣のご近所のご年配の方の所へ行ったついでにお邪魔して、世間話をしてきました。

昨日の一人暮らしの男性もそうでしたが、ご近所の方も88歳というご高齢で、一人で暮らしています。

ご近所になって48年です。

この長い年月の中の近所で起こった出来事や昔話をしていると、

父の話になりました。「お父様には本当にお世話になったのよ。」と。

なんでも、ご近所の家の前の道路を毎日父が掃いていたそうです。庭仕事が好きだった父は、いつも朝早くから実家の前の道路を掃いているのは知っていましたが、2軒隣のご近所のお宅の道路まで掃いていたとは。
それも毎日。

聞いた話を逆算すると、認知症で行動がおかしかった時期も毎日の日課として掃いていたようでした。

夏の暑い日も、冬の枯れ葉がたくさん落ちてる時も毎日よ。あなたは知らないでしょう?

おばちゃんは、それがどれだけ有難かったか。と言っていました。

へぇー。そうだったのですか?

父が今まで、日頃こんな関係を築いていたとは知りませんでした。

父は病弱で一人暮らしのご近所の方を人知れず心配していたんですね。だから、私が父の介護で実家で作ったご飯のお裾分けを2軒隣のご近所の方に持って行くと言うと、それがいいそれがいいと言って喜んでいたのですね。

こんな話をご近所の方から聞くとコロナでしばらく会えていない父に逢いたくなりました。

そして私は、父が築いてくれた近所付き合いを大切にいて行こうと思います。

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ

↑お手数ですがクリックして頂けると嬉しいです↑

↓こちらもぜひよろしくお願いします↓
PVアクセスランキング にほんブログ村

柔らかく楽しく生きる - にほんブログ村

 

-高齢の父の事
-

執筆者:

関連記事

実家から介護の爪痕がなくなっても平気でいられた私。

  やっと実家のタタミを新品にしました。 父の施設入所から7か月、ようやく吹っ切れた気持ちになれました。 大量の尿とマッチの火でこげた畳。臭くて開けられない和室。 そんな部屋をなぜ見て見ぬふ …

昭和6年生まれの89歳の誕生日は親子でうれし泣きです。

  父が元気に89歳になりました。 軽い認知症があり足が少し弱っているほかは病気も何もない89歳です。 •歯は1本抜いただけで他は全部自分の歯。 •内臓の病気も無し、持病も無し。 昨日は私が …

物忘れ外来に行った父は認知症ではく意外な結果でした。

こんにちは。 実家から戻りぐったりのみのりです。   私の父は87歳。一人暮らし6年目です。 最近物忘れが激しくて、明らかに今までとは様子が違ってきたので 妹が「物忘れ外来」に連れていきまし …

大切な家族だから張り切ってしまうのもどうかと考えさせられました。

  今朝、5時半にソファーの上で目が覚めました。 ゆうべパソコンの電源も部屋の電気もつけたままで寝てしまったようです。 それもそのはず。 昨日は父のお世話でもう勘弁してください。という程疲れ …

夏の甲子園中止の見出しに認知症とは思えない会話をする父。

今朝、実家に行くと、認知症の父が新聞を読んでいました。 私の顔を見るなり、 「今年の夏の甲子園は中止になったそうじゃよ。戦後初らしい」と教えてくれました。 そして、「頑張ってきた選手が可哀そうにのう。 …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログ運営者

こんにちは。 minoriと申します。 最近、心も体も丸くなってきた アラフィフおひとり様です。 どうぞよろしく! 詳しくはコチラをご覧ください  

介護日記まとめ