柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

認知症の父と私

あまりの疲労に鼻からコーヒーが流れ落ちたんです。^^;

投稿日:

今日は一日寝不足で、足元がふらついていました。

寝不足の原因は、夜中の父の唸り声。

なぜあんなに唸るのでしょうか。認知症だからでしょうか?

薄い壁の古い一軒家。たとえ間取りの端と端に寝ていても、まるですぐ横に寝ているように聞こえてくるんです。

いつも聞こえてくるので、毎日寝不足気味ではありますが、

昨日はとにかく唸り声が大きくて、そして夜中何度も起きてきては

台所でブツブツ大きな声でひとり言を言うのが聞こえてくるので、

私も気にせず眠ろうとするけれど、うるさくて眠れなかったんですよね。

もし、これが集合住宅に住んでいたら他の住民に迷惑をかけて大変な事だったと思いながらいつも唸り声を聞いています。

最近は、父が夜中起きてきても、私は知らないふりをしてお布団から出ません。

起きたら最後、お茶を沸かして、お茶菓子を用意して、お茶殻を捨てに外に出ようとする父を何とか止めて、

気をそらすために話をして、しばらくお茶に付き合ってそしてベッドまで連れて行ってお布団を着せておやすみさせる。

これが1時間ごとでしたので、もうこの流れを放棄したんです。

そうしたら今度は唸り声で眠れません。

今日は私、あまりにも寝不足で疲れていたのでしょう。

コーヒーを飲んだら、ウッときたんですよね。

そして次の瞬間、温かいコーヒーが鼻から流れ落ちてきましたよ。

はぁ?はぃぃぃ?って感じですよね。

昔、子供が、鼻からぎゅうにゅう~♪って歌ってましたが、

私は鼻からコーヒー~です。^^;

慌てる私の一部始終を見ていた父は、何事もなかったかのように静かに目を閉じて寝ました。
やはり認知症。何も感じるわけないか。

 

こんな状態の実家でひとり介護ですが、去年の暮れ辺りから、

24時間の介護が必要になってきた介護に、父と四六時中一緒に住む事になる大きな不安を抱えていたんですよね。

それが、もう逃げられない現実になりそうな不安が緊張と恐怖になって夜中の父の唸り声に敏感になっているのかもしれません。

そして、それらが大好きなコーヒーすらも鼻から垂らしてしまうという・・・。^^;

 

これを書いている間にも、父が起きてきて、ガスに火をつけたまま外に出てしばらく帰って来ないので、

私がとうとうでる幕となりました。

薄着のまま外に出ていたので、こたつを入れてお茶を沸かし、今川焼をチンして、しばらく宇宙人のような会話に付き合いました。

そして、ベッドまで連れて行きお布団をかけ、お休みと言って電気を消し、

私が台所で湯飲みをすすいでいると、「だれかい?だれかい?」と何度もきく父と、

「たった今おやすみと言った私ですよ。」と何度も繰り返す私。という流れでやっと決着がつきました。

そうそう、途中、こたつから立てなくなった父を私が後ろから抱えてやっと立てたのでした。

知り合いに、やはり認知症の親を2か所のデイサービスをつかって週6日通わせている方がいるんですよね。

なんと羨ましい話だこと。

私も、今の状況を変えて、少しでも楽な介護にしていかないと・・・。

鼻からコーヒーどころでは済まなくなります。

 

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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