こんにちは。
2日連続で、父から手を合わせて拝まれて照れるみのりです。笑
自宅から車で少し走ったところの実家に父が一人で暮らしています。
父は87歳。認知症ではないけれど、とにかく物忘れが激しいのです。それでも一人で頑張って暮らしています。
そんな父が2,3日前から腰が痛くなって、家の中の事を自分でするのがきつそうなので、私が朝昼夕と一日3回実家に行って日常の手伝いをしています。
妹も実家の近くに住んでいるので、毎日父の様子を見に行ってくれます。すごくありがたいのですが、父の行動をいつもブツブツ私に報告してきます。(苦笑)
妹は「~でなきゃだめ!」な人。自分の価値観が一番正しいと思っているところがあるので、父のすることが1から10まで気に入らないのですね。
例えば、味噌汁の作り方。
毎日味噌汁を作る87歳の父に、体に良いからと昆布といりこでだしを取るように指導します。
市販のダシなんてとんでもない。と父の脳に刷り込みます。
私が妹の夫だったらちょっとめんどくさいタイプですね。笑
日常の細かな事も、あれはダメこれはこうしてと、いちいち父に指示をだします。
私はなんのこだわりも無いので、お味噌汁も市販のだしの素を結構な割合で使う人。
なので、父にお味噌汁を作るときも、簡単にだしの素でチャチャっと作ります。それでも、「なんと美味しい味噌汁じゃ。」と父からお褒めの言葉を貰います。笑
87歳のお年寄りが一人でお味噌汁を作って食べるだけでもすごい事。
それを、市販のだしの素は体に良くないとか、健康に気をつけて食べなきゃとか、良くない物は食べないでとか、
そんな事87歳の父にはもういいじゃないの?と思うけれど、妹の耳には届きません。
自分の価値観が一番ですからね。
昨日は、こたつに入っていても寒い寒いという父に、だしの素を使ってうどんを作ってあげると、お前の作るものはいつも美味しくて宮廷料理を食べてるようじゃ。と言ってました。笑
今日もお昼に、だしの素を使って雑炊を作ると、こんなに美味しい料理は初めて食べるぞ。と言いながら3杯もお代わりしてました。
だしの素さまさまです♪
それに、父が庭で作ってる野菜をたっぷり入れたから美味しいんです。
ワシにはこんな味はだせない。と言いながら食べてました。
そして、食べ終わってお団子を二人で食べている時に、「お前はワシの神様じゃ」とにこにこしながら手を合わせて拝まれたという訳なんです。
「だしの素さえ使えば、お父さんもこの味すぐに出せるよ!」と言いたかったけれど、妹の顔が浮かんできて言わずに帰ってきました。苦笑
何でも一人で頑張ってるのだからお味噌汁くらい手を抜いてだしの素でもいいんじゃない?が妹にどうしてもいえない、いくじなし~の姉の私です。
明日もだしの素使って茶碗蒸し作るぞ!(妹への力なき抵抗)
◆◆◆ 今日の一言 ◆◆◆
が、しかし、良く考えてみると食にこだわりの強い妹の家族は確かに皆健康です。家族の健康を支える母としては立派なこだわりですね。人に押し付けなければですが・・・。( ̄∇ ̄;)
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。