散歩の途中で何年かぶりに金もくせいの香りを嗅ぎました。
何とも言えない甘い香りに思わず「はぁ~」とため息が出た私です。
去年も同じ場所を散歩したはずなのに、香りに気付きもしませんでしたね。
去年は心が病んでいて呼吸も浅かったし、感情も宙に舞っていたし、外に出る事も少なかったので、気付く方が無理ですね。
この金木犀の香りの出来事ひとつにしても、私は心の病を回復したのだと嬉しくなります。
嬉しいのはもう1つあって、それは子供達に気付かれずに心の闇が治ったという事。
私の場合、何があっても知られたくなかったんです。
離れて暮らしているのに、知られたら心配かけるだけだから。
あんなに悲しい思いをたくさんさせた子供達に辛そうな母親の姿を見せてどうするの?
しかし、奇跡的に私は闇から抜け出せました。
先日長女とLINEのビデオ電話でお昼を一緒に食べたのですが、
心から楽しくて、これが治ったという事なんだなぁって感動していました。^^;
2時間程お喋りしたけれど、少しも疲れない。
隠さなきゃいけない暗い闇がないからとても楽でした。
ビデオ電話の向こうで、「おかあさん、元気だった?」って聞かれた時、為しにちょっと聞いてみたんですよね。
「お母さんはいつも通りよ、ほら元気そうでしょ?」って。
すると、「ほんとほんと、元気そうだわ。」と言っていました。
その時に思いました。
子供達の前で、ちょっと疲れてるの。とは言った事があるけれど、病んで苦しいと言わないで本当に良かったと。
ああ。今まで本当に気付かれてなかったんだ、良かったぁって。
幼少期の頃から辛い感情を隠すために修得していたニセ笑いと、どんな時でも明るい声をだす自分がとても嫌いでしたが、まさかのこれが役に立ち隠し通す事ができたなんて。
人生に無駄は無いって言いますが、これもその1つですね。変だけど。^^;
という訳で、子供達に知られることなく心の病が消え去って、ホッとしているこの頃が、生きやすいなって思う私です。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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