父が銀行に行ってお金を下ろしてくる。と言いました。
お前と妹に世話になっているので、お小遣いをあげたいと言う事でした。
私は、一瞬ムッとしたんですよね。
なんで妹も…?と。
毎日12時間父の傍でお世話をしているのは私だけなのに?と。
しかし、いつもこんな時に思い出すものがあるんです。
今回もそれを思い出して納得して妹の分も封筒に入れました。
それは、何かというと、聖書の中の物語。
うろ覚えでしか覚えていないのですが、
貧しい父親と2人の息子の話です。
注 本当にうろ覚えです。
貧しさに耐えかねて、息子のどちらかが家を出て行きます。残った息子が貧しい家を継ぎますが生活は苦しく苦労します。
何年かして、突然家を出て行き音信不通だった息子が帰ってきます。
父親は喜び村の人を呼んで祝います。大事な家畜も食料にしたんじゃなかったかな。
当然、家を継いだ息子は怒ります。
何年も音信不通だったのにいきなり帰ってきた息子に喜び、大事な家畜もわずかなお金も祝いに使ってしまう父親。
家を継いだ息子は不満を父親に言います。
しかし、
死んだと思っていた大事な息子が帰ってきた、これ以上の喜びはない。と父親は言う。
多分、こんな感じの事が書いてあったように記憶しています。
(違ったらごめんなさい。)
それを読みながら、私も最初は家を継いだ息子と同じで、どうして家を捨てた息子に父親はここまでするのか。と
憤慨しながら読んでいましたが、その後の父親の言葉に
ハッとした記憶があります。
どんな事があっても親からすれば大事な子供。家を継いだ息子も、家を出ていった息子も同じ大事な息子。
子供に対する深い親の愛。
心に残ったんですよね。
今回の父の、私と妹に小遣いを平等にあげたいという気持ち。
一瞬ムッとしましたが、「そうだよね、当たり前だよね。私も妹もお父さんからすれば大事な子供だもんね。」と思えたのは、
聖書の中のここを読んだ事があるからでした。
読んでいなければ、「お父さんなんでよ?どうして妹にもあげなきゃいけないの?」と
文句を言っていたでしょうね。
もう、手元に聖書はないので、原文を読み返す事は出来ませんし、
私の勝手な解釈があっているかも解りませんし、
破り捨てるほど元夫と色々あった書物ですが、
時々思い出し、ひねくれた私の気持ちを全うな道に戻してくれるのは確かです。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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こんにちは。毎日暑いですね〜。
毎日読ませていただいていますが、
今日もとても心に残りました。
私は5人きょうだいの下から2番目ですが、
亡くなった両親のことや、他のことでいろいろあって
姉である長女と次女とは疎遠になっています。
たぶん、私がもっと大人な対応をしていたら何事もなく
現在でも大人同士の付き合いができていたと思います。
亡くなった両親はたぶんこのような事態は望んでなく、
「きょうだいで仲良く」と思っていたはずと今は思います。
とは思うのですが、いまでも姉2人の行動が許せなくて・・・
当時は私の両親の介護は義兄夫婦まかせでした。
でも少しでももっとやるべきでした。後悔しきりです。
なので、今日のmonoriさんの聖書の言葉は身にしみました。
お父さんと過ごす毎日、体力的、精神的に大変なこともおありでしょう。
十分ご自身の身体をいたわりつつ、有意義に過ごせるといいですね。
横浜のすごもりさん、こんにちは。
本当に暑いですね。暑い中コメントありがとうございました。
実は、聖書、2冊も破いて捨てた程嫌いなものだったのに、時々私を導きます。
不思議な書物です。
私の父も、「ずっときょうだいで仲良くな。それが望み」と言います。
でも、その望みは叶えてあげられない。
きっとあの世へ行き上から私達の険悪さを見た時びっくりするでしょうね。^^;
きょうだいのこじれ、血が同じなのでその分厄介です。^^;
私も母の時の大小の後悔を引きずっていまして、
後悔の塊です。
お心遣いありがとうございました。
いつも読んでくださり嬉しいです。
つたないブログですがこれからもよろしくお願い致します。!(^^)!