コーヒーを飲んでいると、急に一人暮らしの寂しさが襲ってきました。あまりにも寂しいので、寂しさを紛らわすためにクッキーを作ったんです。30年ぶりに。
コーヒーに手作りクッキーを食べる幸せな自分を想像しながら。^^;
これがですね、幸せどころか、自分が老いた事を知る事になってしまいました。
生地をオーブントースターで焼く時に、網を使って焼いたのですが、くっついてクッキーが剥がれないんです。
そんなぁ・・・。
哀れな光景。油を引くことを完全に忘れていました。
ここで気分が一気に冷めて、冷めてしまったコーヒーとセットにして自分の前に置きながら、
ふと、昔、長女が私の為に冷凍できるクッキーを作ってくれてお茶の時間を楽しんでいた事を思い出したんですよね。
見てください。この可愛いクッキー♪
そして、その頃まだ少しは若かった私も、例え一人のお茶タイムでも紅茶をお気に入りのティーカップに注ぎ、目でも楽しめるようなお茶タイムを楽しんでいたんですよね。しかも紅茶の中にオレンジの皮まで入れてる。笑
それに比べて今の私のティータイムはと言うと、こんなに色気もなく適当。
口に入ればみな同じと言わんばかりの雑さ。
今回のクッキー作りで、知らない間にこんなにも感性が変わってしまったのかと気付かされました。
そうそう、味覚も変わっていました。
バターは書いている通りの分量で作ったのに、ひと口食べてバターのしつこい香りにウッとしてしまい、2口目の手が出ませんでしたね。これには自分でも驚きました。
・・・という訳で、
寂しさを紛らわすために作ったクッキーなのに、自分の老いを自覚する事になりますます寂しさが押し寄せたのでした。^^;
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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