柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

認知症の父と私

今日の認知症父は私の事は忘れても昔の記憶は鮮明でした。

投稿日:

 

4日ぶりに施設の父に面会に行って来ました。

父との面会は、分厚いビニールのカーテン越しで15分間。それでも姿が見えて声も聞こえるので嬉しいです。

私を見ても、「お宅は誰かな?」と娘という事を思い出せませんでしたが、優しい表情で顔色もいいし、思い出して貰えないくらい何てことないです。

それに今日はとても嬉しい事があったんです。

私の長女から、先月産まれたひ孫の画像がたくさん送られてきたので、それをスマホで父に見せていたんですね。

すると写真を見ながら父が、「この子はお前の長女ちゃんの赤ちゃんの頃にそっくりだね。」と言いました。

「お父さんもそう思う?」と聞くと、「よく似ておるぞ。思い出すよ」と言いました。

長女が赤ちゃんだった頃の事を思い出してくれたなんて、感激でした。

前回あった時は、赤ちゃんは私が産んだ事になっていたのに、今日はしっかりと事実が解っていましたね。

こんな会話ができるなんて夢のようでした。

 

15分の面会時間が終わり、じゃあまたね。と私が言うと、
「ワシは病気じゃないですが、一人暮らしで自由に行き来ができんので、失礼しております。」と父が言いました。

「また明後日来るからね。楽しみに待っててね」と言うと、
「遠いところを来て頂いてすまないね。」と手を振りながらにっこり笑っていました。

 

最後まで私の事はお客さんだと思っていたようですね。それでも、ひ孫の写真を見て、長女の赤ちゃんだった頃を思い出してくれた事が私にとっては何よりの嬉しいサプライズでした。

 

あんなに施設に入れた事に心が苦しくなっていた私ですが、今日のように、優しい笑顔で昔を思い出しながら笑う父の顔を見る事ができるなんてあの頃想像もできない事でした。

 

こんな幸せそうな父を見る事が出来れば、私の事を忘れられても少しも残念ではありません。

  

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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