認知症の父は、庭に咲いている花が目障りだったらしく、
私が昼寝をしている間に、ばっさばっさと切り刻んでいました。
先日までは、花に蝶がとまるのを居間から見ながら、
2人で「癒される光景だね」といって眺めていたんです。
だからこうして写真を撮ったし、
「ユリもきれいだね」と褒めていたのに、
昨日は無残に1つ残らず切られていました。
あらー。( ;∀;)
この光景を見た時は目がテンでした。^^;
花、切ったんだね?と父に言うと、「目障りな花じゃからのう」と言ってました。
今日は目障りになったんだ・・・。と心の中で苦笑いです。
いつもハサミを持って庭をウロウロしては、
手あたり次第何かしら切っている父。
あんなに野菜を育てる事が好きだったのに、
今は、庭の小さな畑に所狭しと何かが植えてあることも、
花が咲いている事も嫌みたいです。
突然、親の仇みたいに切り刻みます。
父の家だし、父の庭なので、私は何もいいませんが、
認知症がそうさせると解っていても、
怖い顔をして野菜でも花でも切り刻んでいく父の姿を見るのは
少し抵抗があります。
父の介護をする中で、
認知症は機嫌を損ねない事が一番だと解ってきたので、
否定せずに好きにさせていますが、
なにか、認知症介護の正解ってあるのでしょうか?
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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