食後に父とロイヤルミルクティーを飲んでいて、イギリスの優雅なティータイムの話になったんですね。
すると父が、「日本人だけかもなぁ。食後もすぐ働くのは。」と言い出したので思い出したんです。
イギリスではなく中国の昼の風景を。
と言っても私と息子が暮らしていたのは遠い7年前ですが。
中国は食事の時間がとても大事に考えられている国だけあって、その当時(今もかなぁ?)働く人のお昼休みはしっかり2時間ありました。
路地に面した店の主人は、夏はご飯の後、簡易ベッド(ビーチで良く見るビニール製のもの)を店の入り口に出してきて、そこで昼寝をしている姿をどこでも良く見かけました。笑
店の入り口というより、店の前の歩道と言った方が正しいのですが。
昼に店に客が来てもお構いなし。知らん顔して、店の前に出したそのベッドで寝ているんですよね。お腹丸出しにして。^^;
私がたまにお昼に店に行き、寝てる店の主人に「これいくら?」と聞くと、イヤーーーな顔してぶっきらぼうな返事をもらってましたね。^^;
「昼寝中の俺に聞くか?」とでも言いたげに・・・。笑
大きなストア(イオンみたいな所)の中に入っている店舗でもお昼になると、店員が低い椅子に腰かけて堂々とご飯を食べていましたね。
よくその横を弁当の中身をチラ見しながら買い物をしたものでした。
暗い駐車場でも食べていましたよ。笑
私達が住んでいたビルは駐車場が地下3回まであったのですが、その薄暗い駐車場で働く管理人が、地下の薄暗い駐車場の中で冬の昼間、よく鍋をしていました。^^;
家から地下の駐車場の中に入り、そこを歩くと家の横にあるストアの地下に続いていたので、買い物の時は駐車場をよく歩いていたんですよね。
最初はびっくりでしたよ。
薄暗い駐車場の中から火と煙がうっすらと見えて、鍋の匂いがしてくるのですから。笑
父に中国のこの話をすると、時々身を乗り出して、笑って聞いていました。
それから父が自分の幼い頃の話を始めたりして、要介護1で認知症の父がたくさん笑ったり長い時間話をしたりしてくれて嬉しかったです。
いつもは、話の途中で寝てしまう事が多いので。
中国の話でこんなに明るい父になるなら、毎日話をしてみようかな。オモシロすぎる中国話のネタは山ほどあるからね。^^
しかし、息子と中国に行った時の経験話が、ここにきて父の認知症に役に立つのかもしれないと思うと、人の経験ってどこで何の役に立つか、ほんとに解りませんね。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
要介護の進まないうちに、お父さんのいろんな昔話をしてもらうといいですよ。
自分の知らなかったことも発見できたりします。アルバムとか見ながら記憶を引き出したり…
けろりさま、こんにちは。
コメントありがとうございました。
おっしゃる通りですね。昔の記憶はまだしっかりしている今のうちに、たくさん聞きたい事があります。
アルバムとか見ながら・・・。いいですね。早速明日アルバムを開いてお茶します。^^
素敵なアドバイスをありがとうございました。