最近のYouTubeのショートには、家や仕事を失ったのか、路上でダンボーㇽに座っている人の姿が多くないですか?
そういう動画を見ていると、昔中国にいた頃道端にたくさん座っていた物乞いの人を思い出します。
あの頃の物乞いのほとんどは立派なお仕事って事を見破れなくて、何度も情に流されて引っかかったものでした。
そんな中忘れられない親子がいました。
以前、少し書いたような気がするけれど・・・。
ある日、道路を歩いていると、まだ生まれて間もない赤ちゃんを抱いて、ダンボールの上に座っている若い母親がいたんです。
ダンボールには、この子の父親がいなくなった。お金が底をつきた。みたいな事が書いてあって、
同じ母親として、いたたまれなくなって中国で一番大きなお札を空き缶に入れようとしたんです。
するとそれを見ていた当時のパートナー(息子の父親)が、これはパフォーマンスなのだからお金を入れる必要はない!と言ったんです。
それで、その乳飲み子を抱えた物乞いの女性の前で口げんかの始まりです。
例え、乳飲み子を抱えてダンボールに座っての物乞いがウソだとしても、
こんな小さな子供を抱えて「物乞いの仕事をしてこい!」と怖い亭主から言われてしているのかもしれないじゃない!
お金を稼がないと帰れないのかも知れないじゃない!
ウソでも本当でも、私はこの場所を素通りできない。お金を入れる!といって中国で一番大きなお札を空き缶に入れた事がありました。
あの時も夏の終わりでまだ暑い時でした。
母親は全身がホコリで汚れていてうな垂れていました。
日本人の私には目に入ったその母親が衝撃でした。
最近のYouTubeは海外でダンボールに座っている人の映像を見る度に、あの時の乳飲み子を抱えた物乞いの若い母親のうな垂れた姿を思い出します。
今世界では家を無くしてダンボーに座っている人が増えているのでしょうか?それともYouTubeのパフォーマンスなのでしょうか?
パフォーマンスならいいなぁって思います。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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