柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

高齢の父の事

ネクタイの結び方も忘れてしまった父が言った一言。

投稿日:2019年3月3日 更新日:

こんにちは。

息子の高校の卒業式に今月88歳になる父と一緒に行ったみのりです。

 

 

息子が高校に入学した時から、長生きして卒業式にワシも出席すると張り切っていたので、私と一緒に出席できたのを父もとても喜んでいました。

 

しかしですね、忘れ物外来での診察で、認知症ではなく年齢による物忘れという診断を貰っている父。

とにかく物忘れが激しいのです。

卒業式の当日も、すっかり忘れて部屋の掃除をしていました。

 

前日に、何度も電話で卒業式の事を伝え、実家に行き父のスーツ、ハンカチ、靴下、ネクタイを用意したのを確認して帰りました。

 

しかし・・・。

 

卒業式当日の朝、約束の時間よりも少し早く電話をすると、すっかり忘れている父。

みのり:「今から迎えにいくね」

父:  「ん?なにか用事でもあったかの?」

みのり:「今日、卒業式に一緒に行く約束したんだよ」

父:  「そうじゃった・・・」

 

実家に迎えに行くと、朝から掃除をしていたらしく、掃除機がでていました。

 

私の電話で慌てたらしく、シャツの上にシャツを着ながら、着ていく背広が無いと困っています。

昨日揃えたものは、全部しまい込んでいました。

昨日の様子はコチラに書いてあります。

 

ネクタイの結び方も忘れてしまっていました。銀行員で19歳から退職の日まで休みの日以外、ほとんど毎日ネクタイを締めていたはずなのに結び方を思い出せませんでした。

 

やっと支度が出来て、実家を出たのは、もう式が始まる30分前。実家から高校まで30分かかるし、駐車場からも歩くので、時間の事はもう諦めたのですが、

それよりもなによりも、こんなにも父の物忘れが激しくなっている事のショックの方が強くて、運転しながら涙がこぼれそうでした。

 

それでも、無事なんとか式に間に合い、居眠りをすることなく最後まで参加して、それはそれは孫の晴れ姿を喜んでいました。

 

帰ってからは、「今日はありがとう。世話になったね」の電話が2時間おきくらいの間隔でかかってきましたよ。

電話をかけた事を忘れるのでしょうね。

 

病院にかかってもなく、よく歩くし病気にも無縁で健康な父。もうすぐ88歳になるのに一人暮らしを頑張ってこなしている父。

 

物忘れさえなかったら・・・っていつも思います。

父本人も、忘れていく自分を情けないと云い、先の自分を不安がります。

本を読むのが好きで、新しい知識を得る事が喜びの父。

いつも頭を使っているのに、なぜ物忘れが激しくなるのでしょうか?

 

私に出来る事は、父が自分が忘れていく事への不安が大きくならないように、全然気にならないという態度を私が貫く事が、今の父への親孝行だと思っています。

 

帰り際に父が言いました。

「次は成人式に一緒に行くのを目標に長生きするぞ」と。

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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