柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

認知症の父と私

親子の情があるから色々と悩みます。

投稿日:

認知症で施設生活をしていた父が入院して12日が経ちました。
自力で食事ができなくなり、点滴で栄養を入れていましたが、

今現在、どのくらい喉に力が残っているか、口から内視鏡を入れて調べた結果、もう自力で飲み込む力は無いという事で、

来週、主治医と施設の方、ケアマネさん、そして私で今後の事について話し合う事になりました。

最善の方法に進めますように・・・。
家に帰り祈りました。

祈りながらも、最善の道は何かな?色々考えてしまいます。

・寝たきりになってしまった父を、本当は色んな介護の手を借りて自宅で最後まで看るのがいいかもしれない?
・そうよ、それだと皆が父に会いに来られるもの。

・いいや、それだと子供達が私の事を心配しちゃう。
・そして、以前のような自宅介護になると今回みたいに、私の子供に何かあった時に傍にいてあげられないじゃない?

話し合いの前から、正解に悩んでしまいます。
まだどんな話し合いかも解らないのに。

 

今日は15分の面会で、父が3回目を覚ましました。
痛いところはない?と聞くと「ないよ」とはっきり答えました。

そして、身体や手をさすってあげると、「気持ちがいいぞ」と言いました。

自宅介護に切り替えると、こうやって毎日父は家族と話ができるんですよね。
今は週に2回、15分の面会しか出来ないので、父が不便です。

でも、情で流されてはいけない。どこかで線を引かないといけない事もわかります。

「認知症の親の介護は、施設に入ったから終わりではないですよ。ずっと続きますよ。」とアドバイスを下さった方がいらっしゃいました。

本当にそうですね。親子の情がずっと私を悩ませます。悩みどころ満載です。

◆「認知症の父と私」一覧

今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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  1. さら より:

    みのりさん、色々と考えられている事でしょうね。

    私の母の介護は2009年田舎から父と共に狭い我が家に呼び寄せ、2ヶ月後に大腿部骨折で2ヶ月入院。退院後、完全寝たきりに。寝たきりにならなかったら認知症の症状にもっともっと悩まされていたとおもいます。  要介護5。訪問看護師、ドクター、訪問入浴サービス、訪問マッサージ、歯科も利用で7年目に亡くなりました。ヘルパーさんの利用は無しで完全居宅(自宅)介護でした。
    食事は栄養ゼリーと水。点滴、管での栄養補給はせずに生き延びておりました。
    介護サービスがしっかりしている自治体で周りに助けられ、早く頼れば良かったと思う事ばかりでした。母の望み通り、自宅で逝きました。

    我が家は車を持たず、夫や子供たちはほぼ当てにはできなかったので、私だけでは施設や病院はかえって大変でした。父も高齢で口うるさく、自宅介護を強く望んでいましたし。   入院中はしょっちゅう熱を出していたのに家に来たら安定したのが印象深かったです。自宅でも大丈夫と言うことをお知らせしたかったのですが、お父様の状態もしっかりわからないのにすみません。

    それぞれのご家庭の状況があるかと思います。みのりさんが一番やりやすいように、が大切かと思います。

    • minori より:

      さらさん、こんばんは。とても貴重な体験をお話下さりありがとうございます。何回も読み返しました。
      さらさんは、長い介護をされていたのですね。「入院中はしょっちゅう熱を出していたのに家に来たら安定したのが印象深かったです。」ここがとても心に響きます。そして、「寝たきりにならなかったら認知症の症状にもっともっと悩まされていたとおもいます。」ここの言葉も。私も、今の寝たきりの父なら、自宅介護になっても以前のように認知症の行動に悩む事が1つ減るなぁ。と考えていました。さらさんの自宅でも大丈夫。という文字に大きな勇気を頂きました。
      今の世の中の現状で高齢者が入院すると、面会がおもうように出来ず可哀そうでなりません。
      貴重なお話し感謝です。ありがとうございました。

  2. さら より:

    みのりさん、お返事ありがとうございます。良い方向にと祈っています。

    私はヘルパーさんはお願いしなかったのですが、余裕があれば利用なさったら良いかと思います。  但し、これらの介護サービスは人が行うもので利用者との相性もあります。また、他人の出入りが多くなるのである程度の気遣い、気疲れはあるかと。
    何十年も続くものではない、と知りつつも、私は最後の年はかなり参っていました。(亡くなる前、あるTV局の取材に応じました。ふつうならそんな事絶対にしない私ですが、一人で介護に携わる状況で何かに頼りたくなったのだと思い返します。みのりさんはご兄妹には頼れますか?)

    母の介護中、初孫の誕生がありその世話もしました。幼児と高齢者の2人のオムツをかえながら知らず涙が止まりませんでした。

    長く一人語りしてしまいました。思い出があふれました。読み飛ばして下さいませ。

    • minori より:

      さらさん、こんにちは!
      お返事が遅くなり申し訳ありません。
      あられからいろんな事を考えていました。さらさんはお孫さんとお母様を同時にお世話をした時期があるのですね。
      私も涙が溢れると思います。TV局の取材に応じられたこともおありなのですね。書かれていたように、誰にも知られる事のない自宅介護は、誰かに気付いてもらいたい、何かに頼りたい気持ちで一杯になりますよね。ひとり介護の切実な叫びですよね。
      「みのりさんはご兄妹には頼れますか?」の問いに、私は頼る人がいないのでした。
      これから先の自宅介護の事、次女にもとても反対されました。ハッと我にかえりました。
      さらさん、たくさんいろんな方面から考える機会を頂いて本当に感謝です。ありがとうございました。

  3. マーコ より:

    みのり様
    こんばんは、私も今、同じように悩んでいます。母親を老健から自宅介護したぼうが良いのか?悔いは、残らないのか?もし自宅介護したら、どうなるのか?私自身も腰椎の手術してますし、膝も手術してますし。答えが見つかりません。
    日々、悶々としてます。
    いずれにしてもお父様の今の状況が改善されますように祈ってます。みのりさんも心身ご自愛下さいませ。

    • minori より:

      マーコさん、こんにちは。お返事が遅くなり申し訳ありません。
      私もマーコさんと同じで、この短期間で、悔いは残らないかですごく悩みました。
      子供から言われました。「忘れたの?あの大変だった頃の事を?また繰り返すの?」と。それで介護の様子を描いたブログを読み返して、あの頃の記事全部を読んで泣きました。^^;もう、嫌だと思いました。父の介護はあの時施設に入所したあの日に終わったんだと思いました。マーコさんも答えが見つかるといいですね。
      父と私の事、ご心配ありがとうございます。マーコさんもお身体大切になさってくださいね。
      親が施設に入所していても悩みはつきませんね。こうして同じ悩みを抱えている方がいると思うと勇気がわいてきます。
      コメントくださってありがとうございました。

      • マーコ より:

        みのりさん、返信ありがとうございました。それぞれ親子が離れているから思いが募るのでしょうね!いろいろ私も一緒に生活してた頃を思い出しました。良いアドバイスを頂きありがとうございました。私も、もうすぐ62歳、母は93歳です。みんな経験していく道だと感じています。
        まずは、みのりさんの元気が一番で、お父様に会いに行ってあげて下さい。遠くのほかから応援してます。私も上を向いて歩いてみます。
        追記
        大雨大丈夫ですか?ニュースで凄い事になっているのを見て心配しました。災害にも気をつけて下さいね。

        • minori より:

          マーコさん、こんにちは!
          マーコさんとお母様、そして私と父。年齢が同じなのですね。親が90歳を過ぎて生きてきてくれるのは本当に有難いことですね。でもその一方で介護の悩みもたくさんで気持ちがアップアップになる事が多いですよね。私の知り合いは娘70歳、親100歳です。いつもこれで良かったのかと悩んでいるそうです。昨日聞きました。マーコさんが仰る通り、皆が経験する道ですね。親の介護をしてこういう悩みを初めて知りました。応援ありがとうございます。感謝です。
          雨の心配もありがとうございます。おかげさまで宮崎は毎日晴れマークです。^^
          マーコさんもお身体ご自愛くださいね。お便りありがとうございました。

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