柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

認知症の父と私

認知症親の介護を段々と懐かしく思う自分の心。

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昨日、日記を書こうと日記帳を開くと、去年の昨日、認知症の父が初めてデイサービスに行ったと書いてありました。

私が送り迎えして、たった4時間でも行ってくれた事が嬉しかったのもつかの間、帰ってくるなり、「財布が盗まれた。女のドロボーがいて、ワシの金を盗むところを見た」と目が座った凄い顔をして手が付けられなかった事を思い出しました。^^;

 

それからしばらく「あんな悪人がいる所には死んでも行かん!」と言っていたのも懐かしいですね。

私は認知症の人って本当に「財布が盗まれた」と言うんだと変な関心をしたのも思い出されます。この「財布を盗まれた」を聞いて、父は本当にまぎれもない認知症患者なんだと思い知らされた一言でもありましたね。

 

それからしばらくして本当に財布が無くなった時があったんですよね。

いつも入れているところに財布が無くて、実家中探してもなくて、つい、「お父さん財布知らない?」と父に聞いた時、父が迷いもなく冷蔵庫を開けて財布を探している姿を見た事がありました。

その時も、これが認知症なんだなぁと、本物の認知症の姿を記録しようと思う気持ちと、悲しい現実がまた増えたという家族介護者としての悲しい気持ちが入り混じりながら、父の冷蔵庫を隅まで探す姿をボーっと見ていた事が懐かしいですね。

 

それから父は財布は私に預けてくれて、デイサービスの再開後も、財布の事もお金の事も何一つ言わなかったのは有り難いことでした。

 

去年の今頃は、認知症父の様子はこんな感じだったんだなぁと懐かしいですね。

あんな事もこんな事も小さな事も、頭を抱えた大問題ですら、今は懐かしいです。

 認知症の父と私

 

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