台風の影響で随分気温も下がり、涼しくなったので、庭に出てみました。ミョウガの葉が茂っている場所を見ると、おぉ!!花が見えました。花の下の土を掘って、
はい、ミョウガが収穫できました。
3年ぶりくらいに見た、庭に出来たミョウガを洗いながら、
まだ元気だった父と、冷ややっこの上に乗せて食べた事を急に思い出したんですよね。
父との思い出はほとんどが介護の時の事だけ。と思っていたのに、実家に一人居候して、庭に実った野菜を見る度に、父との小さい事を思い出す事があります。
そうめんの薬味にしたミョウガを父と2人で食べながら、ミョウガの味が苦手な私の子供達の話になり「いつか孫たちがこれを美味しいって一緒に食べる日がくるといいね。」と言った事も思い出しました。
今日、庭で採れたミョウガの写メをその子供達に送ると、「羨ましい。」と返信がきました。
皆孫が大人になり、ミョウガが庭で収穫できる素晴らしさと味が解るようになったのに、皆で一緒に父と食卓を囲む事ができないなんて、時の流れはちょっと残酷ですね。
今日は、みょうが1つで、父が朝から暗くなるまで庭で野菜を作っていた姿を思い出し、
実家の庭に作った畑も、果物の木も、もっともっと派手に大げさに喜んで父を褒めてあげれば良かったなって思う私でした。
「夏に孫たちが帰省した時には、シソもミョウガも何でも揃ってるぞ。」と、孫と一緒に食べようね!という約束はとうとう叶いませんでした。
人生って「~すれば良かった。」という後悔が多いですね。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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