柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

自分の事

ささくれた心を溶かす優しい声

投稿日:

一睡もできずに夜が明ける日も少なくない私です。

実家の東のカーテンをそっと開けると、天気の良い日は朝日が見えます。

そして、南側のカーテンを開けると、置物のカエルと目が合います。

ボーっと突っ立ってる私に、カエルが「ヨッ!おはよう。」と言ってるような顔をしています。

こうして私の1日が始まります。

 

いつから眠れなくなったのでしょう。

いつからご飯に興味がなくなり1日1食になったのでしょう。

いつからおやつを食べなくなったのでしょう。

いつから生き物に興味がなくなったのでしょう。

 

生きている意味はなに?とは思わなくなったけれど、全てを忘れてずっと眠り続けていられたらどんなにいいかなぁ。と思ってしまいます。

過去を笑い飛ばせる日も多くはなったけれど、でも一旦思い出すと引きずり込まれてしまいます。

人から言われた言葉は、一生心にささり残りますね。

嫌いなら離れて行けばいいだけなのに、牙を向き出して私の胸にナイフをさしたまま去って行く。優しいふりをして抜けないトゲをたくさん刺して立ち去る。

その後私はどうしたらいいのでしょう。

何年も傷がふさがらず苦しめられる。

さっき、優しい人から用事の確認の為の電話がかかってきました。
とても優しい声なので、思わず泣きそうになりやっとこらえました。

そうだ、過去を切った今の私には、こうして優しい人達ばかりがいてくれる。そう思わせてくれた優しい人の声と優しい言葉遣い。

とげのない優しい言葉使いがどれだけ大切な事か、心に染みた電話でした。

急に明日への希望が見えました。

人に心を傷つけられた私ですが、ささくれた心を溶かしてくれるのも人でした。

話を聞いて頂きありがとうございました。

にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へにほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ

↑お手数ですがクリックして頂けると嬉しいです↑

↓こちらもぜひよろしくお願いします↓
PVアクセスランキング にほんブログ村

柔らかく楽しく生きる - にほんブログ村

-自分の事
-

執筆者:

関連記事

サウナにクーラーをつけているような部屋で過ごした59歳の夏。

  ようやく暑かった宮崎の夏も涼しくなりました。 昨日の日記に、今年の夏を認知症の父と乗り越えた事は、奇跡に近いと書いた私です。   昨夜の心地よい風が、 連日34度を超える猛暑の …

強い乱視があっても白内障手術で得たものは大きいです。

  50代で白内障の手術を受けました。 その当時の私は、老眼、遠視 乱視で、視界がぼやけているのに、常に細かにピントがずれる乱視が強いため、目に合ったメガネが作れず、とても困っていたんです。 …

四十九日が終わり私の住まいは…。

昨日、父の四十九日が終わりました。 疲れと安堵 が入り混じった感情でハイになっております。 残された家族がやるべき事も、簡単な事あと少しを除いて、私がする事はほぼ終わりました。兄が色々やってくれて本当 …

住む家があるだけ幸せなはずなのに。

実家に間借り状態で住んでいる私です。 父親が認知症で目が離せなくなり、自宅を引き払い、ほんの少しの荷物を持って実家に引っ越してきました。 でも、実家では落ち着かないんですよね。住むところがあるだけ幸せ …

物が少なく小さな暮らしに満足するシニア50代おひとり様のひとり言。

  こんにちは。 50代、小さな暮らしのおひとり様みのりです。   今日は、 •物が無いすっきりした暮らしが生きやすいという事を日々実感している今の私の生活と •過去の不要な物を宝 …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログ運営者

こんにちは。 minoriと申します。 最近、心も体も丸くなってきた アラフィフおひとり様です。 どうぞよろしく! 詳しくはコチラをご覧ください  

介護日記まとめ