一睡もできずに夜が明ける日も少なくない私です。
実家の東のカーテンをそっと開けると、天気の良い日は朝日が見えます。
そして、南側のカーテンを開けると、置物のカエルと目が合います。
ボーっと突っ立ってる私に、カエルが「ヨッ!おはよう。」と言ってるような顔をしています。
こうして私の1日が始まります。
いつから眠れなくなったのでしょう。
いつからご飯に興味がなくなり1日1食になったのでしょう。
いつからおやつを食べなくなったのでしょう。
いつから生き物に興味がなくなったのでしょう。
生きている意味はなに?とは思わなくなったけれど、全てを忘れてずっと眠り続けていられたらどんなにいいかなぁ。と思ってしまいます。
過去を笑い飛ばせる日も多くはなったけれど、でも一旦思い出すと引きずり込まれてしまいます。
人から言われた言葉は、一生心にささり残りますね。
嫌いなら離れて行けばいいだけなのに、牙を向き出して私の胸にナイフをさしたまま去って行く。優しいふりをして抜けないトゲをたくさん刺して立ち去る。
その後私はどうしたらいいのでしょう。
何年も傷がふさがらず苦しめられる。
さっき、優しい人から用事の確認の為の電話がかかってきました。
とても優しい声なので、思わず泣きそうになりやっとこらえました。
そうだ、過去を切った今の私には、こうして優しい人達ばかりがいてくれる。そう思わせてくれた優しい人の声と優しい言葉遣い。
とげのない優しい言葉使いがどれだけ大切な事か、心に染みた電話でした。
急に明日への希望が見えました。
人に心を傷つけられた私ですが、ささくれた心を溶かしてくれるのも人でした。
話を聞いて頂きありがとうございました。
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