小さな幸せの積み重ねが大切だと思った日。
今日は布団から起きあがると、すごく寒く感じました。
外に出ると、太陽は出ているのに庭に霜がついていました。
どうりで寒いわけです。
こんな日はシチューが食べたくなります。
ストーブに火を付け、上にやかんとシチューの鍋を置きました。
コタツに入り、ボーっとしている間に、どちらからも湯気が立ってきました。
築48年の「ザ・昭和」の実家の雰囲気の中で、ストーブの火とやかんの湯気を独りみていると、なんだか遠い昔の祖母のお正月を思い出したりしていました。
鍋のシチューからも湯気が立ってきたので、知り合いから頂いた月桂樹の葉を入れると、とても良い香りがします。
・暖かい部屋と、
・ストーブの赤い火と、
・美味しそうな香り。
今までの人生の中でも、寒い冬はこんな幸せな時間があったはずです。でも、不幸ばかりを数えていたから気付けなかった。
これからは、小さな幸せを1つ1つパズルのように組み合わせて、いつも大きな幸せを感じていられるような私でいたいなと思う自分がいます。
3年前、息子が大学生になった時、提出する書類の関係で、隠していた家族の秘密を18歳の息子に打ち明けた時、全てを聞き終わった息子が、
「過去は過去。これからはそれぞれが幸せになればいいんだよ。」と言ってくれた言葉を思い出します。
あの時、息子の優しさがありがたくて、うんうんと頷きながら泣いたのに、心の奥では「こんなお母さんでも幸せになってもいいの?」という質問を何度も自分に繰り返してた私。
でももう違います。
幸せって言葉は自分には似合わないと思っていた自分を脱ぎ捨てれば、いつでも幸せは私のものですね。
■隠してきたわが家の秘密を18歳の息子は黙って聞いてくれました■
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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