柔らかく楽しく生きる。

50代おひとり様が、小さな暮らしの中でささやかながらも楽しく暮らす日常を綴っています。

認知症の父と私

たった数千円でもこんな使い方は勿体なくて仕方ありません。

投稿日:

 

 

父が6月に施設入所の時に、介護用の前開きになった大きなぼたんと、ボタンの所がマジックテープになっている下着を6枚ほど用意したんですよね。
しかし、入所2ヶ月めの先日、あと3枚程持ってきてくださいと言われたんです。

えッ?もう?ダメになるのが早いなぁ。と思いながら、3枚前回のと同じ大きなボタンがついた前開きの物を買って持って行きました。介護用はこれが一番だろうと思って。

すると施設の方が、前回のような前ボタン式の下着はダメだと言うではないですか。

自分ではぎ取ってしまうからと。かぶり式をお願いしたはずですがと。

私、「かぶり?それは聞いてないですね。」と無表情で言ってしまいました。

ただでさえ今月からは、あの納得いかない介護認定が下りたおかげで、介護保険料が5万円から9万円に跳ね上がるんですよ。年金が見事に消えるんです。

 

3枚で数千円ですが、たかが数千円されど数千円です。

それに、せっかく買った物がゴミになってしまうなんてあり得ない。

どうしてもダメな時は言って下さい。と伝えました。
ダメな時は持って帰って前を開かないように縫って被り式にリメイクするつもりです。

 

底辺暮らしをしていると、例えたった数千円の事でももったいないお金の使い方には敏感になってしまいます。

 今日も話を聞いて頂きありがとうございました。

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