先程テレビをつけると、千昌夫が「北国の春」を歌っていました。
昔、流行りましたよね。私もよく口ずさんでいました。
懐かしいなぁ。と思いながら聞いていました。
懐かしいなぁ。と思ったのは、歌がはやっていた頃の昔ではなく、中国に住んでいた頃に中国人のおっちゃんと一緒に、「しーらかば~あおぞーら~」と歌った事があるのです。
その事が懐かしかったんですよね。
イギリス系のインターナショナルスクールに通っていた息子は、帰りはスクールバスを利用していて、運転手は雇われ中国人のおっちゃん。
ある日、スクールに用があった私は、帰りは息子と一緒にスクールバスに乗せてもらったんですね。
運転手のおっちゃんが、私が日本人だと知ると、スクールバスの中でカセットをセットして、北国の春を大きな音量で鳴らして、「これ、にほん!」と言いながら、歌い始めたので、私も一緒に、大きな声でおっちゃんと熱唱したのでした。^^;
10か国程の国から来ている生徒が乗ったスクールバスの中で・・・。^^;
中国生活の中のほんの小さな出来事なのに、千昌夫の歌っている姿を見て一瞬で思い出しました。
この曲は中国で知られているらしく、公園などで踊っている人たちも大音量でこの曲をかけて踊っていましたね。笑
息子と、「この人たち、よくこの曲でこんなにテンポよく踊れるよね~。不思議だね~」と言いながら、通路を塞いで踊っている人達の中を歩いて横切っていたものです。
異国の地で日本の歌が聞こえてくるって本当にホッとしたものでした。
あの頃は私は50歳、息子11歳。まだ息子は私の事をママと呼んでいました。
ずっと中国に暮らすつもりで、1日も早く中国に馴染もうと一生懸命暮らしていた頃の、懐かしい思い出が、テレビから聞こえて来た「北国の春」で蘇りました。
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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