自分の子供の事が少しずつわからなくなってきている父。
兄の事は私が毎日話をするので、時々父の中で死んだり生き返ったりしますが、
もう一人の姉妹の事は私が話をしないので、父の会話にも話は出ません。
私も別に父に姉妹の事を話す事もないし、話す理由もないので、
ここ4ヶ月余りは全く姉妹の名前を出していなかったので、
最近は、もしかして父は姉妹の事をほとんど忘れてしまっているのかもしれない?と、思うような会話になっています。
例えば、「わしは、一人でも娘がいてくれてよかった」とか、
「お前は一人っ子かい?」」とか、
「お前の他に誰か女の子はいたかい?」など・・・。
兄の名前は父の口から出ますが、姉妹の名前はでてこないんですね。
そんな中、カレンダーを見るともうすぐ姉妹の誕生日です。
多分、毎年誕生日には父から誕生祝いを貰っていたはずなんですよね。
姉妹の名前さえ口にするのが嫌な私です。
しかし、姉妹と父の関係を断つ権利は私にはない。と思う気持ちや、
でも、こうなったのは・・・。という気持ちが絡まって、
中々父に、もうすぐ姉妹の誕生日が来るから、お祝い金を用意しようね。と言えませんでした。
誕生日はもうすぐ。
言えばいいのに、父に言うのは簡単な事なのに、
そんな簡単な事じゃない!という思いと、
なぜか悔しくて仕方ない気持ちが渦巻いて悩みましたが、
姉妹と父の関係に私が感情を入れるべきではないという事に気持ちを切り替え、
父に姉妹の誕生日が近い事、誕生祝を包もうね。という事を話しました。
お前には姉妹がいたのかい?と言ってきょとんとしていましたが、
名前を口にすると思い出していました。
封筒に嬉しそうに「誕生祝、父」と書いていましたね。
私にとってはもう姉妹の関係は終わった姉妹ですが、やはり父にとっては思い出すと可愛い娘には違いありませんよね。
お祝いの袋を探したりする私の姿を見ながら、
誕生日という事を思い出して良かったと笑顔で言っていましたし。
こんな父の姿を見ていたら、これで良かったと思いました。
しかし、ここまでになるまで、
私がどれだけ姉妹から嫌な存在だったと言われようが、グサグサに傷つけられようが、
父と姉妹の関係に立ち入ってはいけないという葛藤ですごく疲れました。
•私の事をずっと前から嫌っていたという本心を、
私に伝えてくれたおかげで縁が切れたよありがとう。
•深く傷ついたおかげで姉妹の存在から解放されたよありがとう。と姉妹に対して思えるようになり、相手に対して感情を無にすることが出来るようになったと思っていたのに、
本当はまだまだ私の心は葛藤だらけだと思いました。
そういえばこんな事もあったなぁと思い出しました。^^;
今日も話を聞いて頂きありがとうございました。
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